プリント写真には、プリント写真ならではの深い想いが込められています。

スマホと違って、フィルムカメラはとても手間のかかるやっかいな代物ものでした。
まずカメラを買って、それからフィルムも買って、カメラにフィルムを入れて、シャッターを押して撮影。フィルムを使いきったら最寄りの現像所にフィルムを持って行き、現像をお願いして、数日後に仕上がったプリント写真を取りに行く。こういったプロセスを経て、やっと画像にお目にかかることができたのです。
1枚のプリント写真には、目に見える被写体の笑顔だけでなく、目に見えないいくつもの手間と人の想いが凝縮されているのす。ただしアナログだけにトラブルも多発。
運動会やお遊戯など、何かのイベントごとにいい感じでフィルムを使いきってしまうと問題ないですが、数枚フィルムが残ってしまうことがあります。そんな時は、フィルムがもったいなくて現像に出せません。その場合、とりあえず何でもいいからターゲットを見つけて撮影。フィルムを使い切ってしまおうとします。古いアルバムを見ていて、突然イヌの写真やネコの写真が出現するのは、たぶんそれが原因です。
私の叔母は別のケースのトラブルを経験。その昔、新婚旅行で撮った写真を現像するためウキウキしながら現像所にカメラを持って行って、カメラをパカッと開けるとフィルムが入ってない!!カラッポのカメラを手にパシャパシャシャッターを切っていたので、新婚旅行の写真は全部パ~!!その後二人は紆余曲折もあり結局離婚という末路をたどることになるのですが…「あれが凶兆だった…」とつぶやいていました(笑)。

すぐ見たい、伝えたいデジタル。深く、長く残したいプリント写真。
デジタル写真とプリント写真、同じ写真であるものの少し性格が違うように感じます。プリント写真の方が“孫やその子どもが、いつか自分の写真を見る日がくるかもしれない…”という未来への展望が強いように感じるのは私だけでしょうか?
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