これまでにご依頼いただいたお客様の、さまざまなエピソードをご紹介しています。

特別なオンリーワン
「ちゃんと残す、ちゃんと片づける」を合言葉に、アナログ写真の整理に特化している『おくってフォトブック』には、大切な家族の歴史をしっかり整理して残そうと考えている全国の方々から、昔のアルバムやプリント写真がたくさん送られてきます。送られてくる写真は、当然のことながら世界でたった一つのオンリーワンのもの、お客様にとってとても深い思い入れがあるものばかりです。お客様からの写真が届くと、中身を確認し、お客様のご要望を一通り把握してからご連絡させていただいていますが、その際に何気ない写真に隠されたエピソードを知り、感激することがあります。

エピソードその1.
ある女性のお客様の場合、約30年前、短大卒業後の入社1年目、ご自身の初々しいスーツ姿の写真の横にミドリ色の財布の写真を大きく配置して欲しいというご要望がありました。なぜ財布の写真を大きく添えるのか伺ったところ、その財布は入社祝いにお父さんがプレゼントしてくれたもので、今も大切に使い続けているとのことでした。2ッ折りの高価なブランドものの財布。写真を見てまっさらだった時の財布の姿を確認すると、ご自身の気持ちもまっさらだった頃に戻れる…。さらに、社会人になる不安と期待と責任感で気持ちが揺れ動いていた時に、背中を押してくれたお父さんのやさしさがよみがえってきて、元気をもらえるとおしゃっていました。後日、お客様から今も現役で使用されている財布の写真が送られてきました。確かに経年により多少劣化していましたが、30年以上も使い込んでいるようには見えませんでした。お客様がお父さんの愛情の証として、大切にご使用されてきたことが伝わってきました。

エピソードその2.
またあるお客様は、フォトブックの最後にレトロなおひな様の写真を大きく配置して欲しいとリクエストをいただきました。なぜ唐突におひな様の写真をファトブックのラストに掲載するのか理由を伺ったところ、「子どもの頃は貧しくておひな様を買ってもらえませんでした。どうしても欲しくて、お母さんに何度もねだっていたら、その話を聞いた伯母が、内裏雛を一対届けてくれたんです。そのおひな様は、母方で代々引き継がれてきた大切なもので、伯母のところには女の子がいなかったので、私に譲ってくれんです。そのおひな様は、今は私の娘のところにあります。」そしてゆくゆくは、お孫さんに引き継がれる予定なのだそうです。
1枚の写真に、人それぞれの物語が隠れています。今ある幸せは、先人の歴史の上に成り立っていることを実感しました。

写真整理について
家族のアーカイブをちゃんと残す作業は、とても意義ある役割だと思います。重くてかさばるアルバムは、いつでも懐かしい思い出を手軽に振り返れるよう、すっきりコンパクトなフォトブックに再編集。またアナログ写真のままでは経年により劣化してしまうので、永遠に色あせることがないようデータ化して保存。私たちは家族の宝物である貴重な写真を、再編集したフォトブックとデータ、2つのカタチで残すことを推奨しています。
ちゃんと整理された写真には、過去の出来事をしっかり見つめて、現在を捉え直す大きな役割があります。大量の古いプリント写真をどうやったらキレイにまとめることができるのか、写真整理方法に悩んでいたら『おくってフォトブック』に気軽にご連絡ください。写真整理のだんどりからしっかりサポートさせていただきます。これまで数多くの写真整理の実績を誇る私どもに、ぜひお任せください。

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