「写真とは何か」「なぜ人は、写真を捨てられないのか」について考えてみました

目次
1.「写真とは何か」を考えてみた
2.写真は単なる記録ではない
3.だから捨てられない
4.何を守っているのでしょう
5.写真を捨てられない本当の理由
6.『おくってフォトブック』の役割
7.キャンペーン実施中
「写真とは何か」を考えてみた
多くの人は、写真=思い出と言います。
でも、本当にそうでしょうか。
例えば、見知らぬ人の結婚式の写真を100枚渡されても、何も感じません。
それは、その写真に自分の人生が1枚も入っていないからです。
つまり、写真そのものに価値があるのではなく、その写真を見たときに、自分の人生が立ち上がることに価値があるということです。
先日、150名分の「お客様の声」を詳細に分析した結果。
62.7%の人が写真の量や「整理を先送りしていること」に悩んでいました。
これだけ多くの方が、古いアルバム問題に悩んでいます。
写真整理に踏み切れた方と踏み切れない方の違いは、なんなのでしょうか?
それは、「写真整理をしなければならない明確な理由」が発生したかどうかが大きいように感じます。
生活環境の変化が、なかなか取り掛かれなかった、写真整理に踏み切るきっかけになるケースが多くみられます。
写真は単なる記録ではない
写真は記録なのでしょうか?
例えば、赤ちゃんの写真。
これは「赤ちゃんだった」という、単なる情報だけではありません。
母親にとっては、あの時こんなに小さかった。
父親にとっては、初めて抱っこした日のこと。
祖父母にとっては、初孫が生まれた日。
つまり一枚の写真の中に、何人もの人生が反映されています。
だから捨てられない
人は写真を捨てる瞬間、あの日を、自分が終わらせてしまうような感覚になります。
これまでにご利用いただいたお客様の声を見返してみると、「写真が多い」とは書かれていますが、「写真が邪魔」という言葉はほとんどありません。
この違いは大きいです。
本当に邪魔なら、すぐ捨てます。
でも捨てられない。
何を守っているのでしょう
守っているのは写真ではなく、自分が生きてきた証なのではないでしょうか。
七五三、入学式、卒業式、運動会、旅行。
全部「私は確かにこの人生を歩いてきた」という証拠です。
親の写真は、もっと複雑です。
例えば、亡くなった母親の写真を捨てる。
すると人は、母を捨てたように感じます。
もちろん頭では違うと分かっています。
でも心はそう動きます。
これには、日本人特有の心理があると思っています。
日本人は物にも魂が宿るという感覚があります。
人形供養、針供養、写真供養、全部そうです。
だから写真は単なる紙ではありません。
故人との接点なのです。
写真を捨てられない本当の理由
でも、写真を捨てられない本当の理由は、親から受け継いだ役割を捨てられないことではないでしょうか。
例えば、親が亡くなる。
すると、アルバムが残る。
その瞬間、子どもは無意識にこれは私が守るものと思います。
つまりアルバムは、親から渡されたバトンになります。
だから捨てられない。
『おくってフォトブック』の役割
『おくってフォトブック』は、「捨てる」ことを手伝うサービスではありません。
「受け継ぐベストな方法」を一緒に見つけ、カタチにするサービスです。
人は、写真を捨てられないのではない。
写真に託した「自分の人生」と「家族との関係」を捨てられないのです。
私たちは、これまでの取り組みを通して、この仮説を深く理解することができました。
古いアルバムや大量のプリント写真に対する複雑な思いは、あなただけではありません。
誰もが共通して抱えている、現代ならではの悩みです。
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