思い出の写真を残すには、構成とレイアウトが大切です
目次
1.あなたに代わって、頑張ります
2.アナログ写真もデジタル写真も
3.ご依頼に沿った、写真整理
4.構成とレイアウトが大切です
5.お客様の声
6.写真が感動をもたらす
7.昭和100年物語り
あなたに代わって、頑張ります
“写真整理のお手伝い”をコンセプトに、サービスをスタートした『おくってフォトブック』。昔の分厚いアルバムに納められている大量の紙焼き写真(プリント写真)や、写真屋さんから貰ったポケットアルバムに入れたままになっている写真。輪ゴムで束にしたままだったり、空き箱にどっさり入っているバラバラの写真など、デジタルの時代にアナログ写真の扱いに困っている方が多くおられます。同時にスマホやデジタカメに撮り溜めている写真についても、昔のように現像する習慣がなくなったため、保存している写真が無尽蔵に増えて、思い出を振り返るのに一苦労している方も大勢おられます。
「思い出の写真は大切だ」と認識していながらも、毎日が忙しくて写真整理と向き合う時間を割くことができない方々に代わって、手軽にちゃんと思い出を振り返ることができるよう、写真整理を委託、代行するサービスが『おくってフォトブック』です。私たちは、写真整理はただ残すだけでなく、日常的に見返せる状態にすることが正しい写真のまとめ方だと考えています。
アナログ写真もデジタル写真も
昔の現像された紙焼き写真(プリント写真)とスマホに撮り溜めているデジタル写真データ、どちらの場合でも『おくってフォトブック』をご利用いただくことで、しっかり思い出を残し、手軽に思い出を振り返ることができるサービスをご提供していますが、現状はアナログ写真に関する整理のご依頼の方が多いです。それだけアナログ写真を大量に抱え、「重くてかさばるアルバムを何とかしたい」・「思い出が詰まった写真をこのままにはしておけない」などと思っている方か多いのだと実感しています。
ご依頼に沿った、写真整理
「写真整理」、言い換えると「思い出整理」のお役に立つことをミッションステートメントとしている『おくってフォトブック』では、必ず果たさなければならない使命があります。それは、お客様のご要望を実現することです。
写真整理の動機や目的、そしてどのようなカタチで未来に残したいのか、ご依頼いただく際にしっかりヒアリングさせていただきます。ご両親の遺品整理なのか、ご本人の終活・生前整理なのか、家族の歴史を残すためなのか、お子さんの成長記録を残したいのか、家族のように過ごしたペットとの思い出を残したいのか、写真をまとめようと思うきっかけは人それぞれです。そこをまずヒアリングして、どのように写真整理を行うべきかの方向性を考察します。なぜ写真整理をしようと思ったのかを確認すると、次に目的を伺います。母が施設に入るので持たせてやりたい、引っ越しをするので、これまでの家族の歴史をまとめたい、子どもが結婚するので幼いころからの成長記録を渡したい、亡くなった親の歴史をちゃんとまとめて残したいなど、写真整理を行う目的も人それぞれです。目的をしっかり伺うことで、残すべき写真の構成が見えてきます。
そして最後に、どのようなカタチで未来に残したいのか、残し方のご要望を伺います。1冊にまとめたいのか、2冊、3冊に分けてまとめたいのかなど、お客様の“このようにまとめたい”をしっかりヒアリングして作業に取り掛かります。お客様の中には、私どもに提案して欲しいと言われる方もおられます。そのような場合でも、お客様の立場になってお預かりした写真と向き合い、ベストなまとめ方を提案させていただきます。
いずれにしても、重くてかさばるアルバムや大量の紙焼き写真(プリント写真)を、これまでのように押し入れの奥に放置するのではなく、日常的に見返せる状態にすることが正しい写真のまとめ方だと『おくってフォトブック』は考えています。
構成とレイアウトが大切です
大量の写真をまとめて新たにフォトブックをつくる場合、そのフォトブックはドキュメンタリーでなければいけません。決して虚構を加えてはいけません。そのヒトらしさを追求しますが、写っている写真に手を加えるのはもちろん(補正や修復は別)、背景や写真の周りに過剰なデザインを施し、恣意的にある感情へ誘導するような小手先のテクニックで誤魔化すことがあってはいけません。しっかりとお客様とヒアリングして、写真に写っているヒトを見て理解し、見やすいように構成し、魅力的にレイアウトすることが大切です。フォトブックにおける見やすい構成とは、写真を並べる順番だけでなく、ストーリー展開を分かりやすくすることです。そして魅力的なレイアウトとは、必要に応じてその構成に合わせたリズムを写真につけたり、目に見えない境や間をつくって、時の流れを表現することです。したがって、良い構成とレイアウトができないと良いフォトブックにはなりません。
良い構成とレイアウトをつくる答えは、お客様が持っています。アプリやAIが進化した現代でも、残念ながら、これだけはオートマチックではできません。ご主人が急逝され、学生時代からごく最近までの写真をまとめたいとご依頼いただいたお客様の場合。「主人は学者という職業と見た目から受けるイメージと違って、アウトドア派で登山とヨットが好きで、特にヨットは好きを通り越して心の底から愛していました」、というお言葉をいただきました。この言葉があるのと無いのとでは、構成やレイアウトがまったく変わってきます。フォトブックを、アウトドア派だったご主人らしい構成とレイアウトに仕上げることにより、お客様に満足していただくことができました。
私たちはあくまでも写真整理のお手伝い、サポート役です。写真整理の正解は、お客様の中にあるのです。
お客様の声
ここで、お客様から頂いたご利用後の感想を紹介します。
両親が亡くなり整理をする中で、アルバムをどうしようと思っていた矢先、貴社のサービスをみつけ「これだ ! 」と思いました。
レイアウトも考えてくださって、1冊にまとまり、届いた時には涙が出ました。
ていねいに対応してくださり、とても感謝しています。
その後もまた写真が出てきたので、また注文したいと思います。
私自身の写真もたくさんあるので、退職したら仕事の集大成として作成してもらおうと考えています。
どうもありがとうございました。
写真が感動をもたらす
ありがたいことに、お客様から「感動した」「涙が出ました」などと嬉しいお言葉をたくさん頂戴します。大変光栄に感じていますが…、本当にお客様に感動をもたらしたのは“写真”です。決して『おくってフォトブック』が感動をお届けした訳ではありません。心に沁みる懐かしい写真やお世話になった方の写真、やり遂げた、達成した瞬間の写真、幸福な笑顔の写真など、1枚1枚の写真が見る人の心を刺激するのです。『おくってフォトブック』は、写真を整え、見やすくレイアウト、写真整理のお手伝いを行ったにすぎません。感動はお客様から送っていただいた“写真”から奏でられたものです。
昭和100年物語り
2025年は、昭和100年という節目の年です。昭和時代は、戦争の苦難から復興し、世界的な経済大国へと成長した激動の時代でした。社会変革、技術革新、そして文化の発展など、多岐にわたる功績を残しました。この時代の写真や記録には、日本の歴史が凝縮されており、私たちの現在を築いた時代とも言えるのではないでしょうか。そんな昭和時代の写真をちゃんと整理し、次世代に残しませんか?写真整理は単なる片付けでなく、自分のルーツを見つめ直し、家族の歴史を未来へと受け渡す尊い作業です。『おくってフォトブック』では、膨大な写真の中から「残すべき写真」を選別し、すっきりコンパクトなフォトブックとデータとして保存します。写真整理というプロセスを通じて、家族の絆はより深まり、未来の世代に大切な教えを残すことができます。10年、50年、100年後までも…。家族の物語に想いをめぐらせる幸福感をつないでいきましょう。