ご利用いただいたお客様から届いたメッセージを基に、写真整理は大変だけどとても意義深いものであることを伝えています。
(2023.4.5掲載→2024.4.3更新)
目次
1.うれしいメッセージ
2.未来の家族のために
3.写真整理について
4.責任ある役割
うれしいメッセージ
お父さんの写真整理のご依頼をいただき、仕上りをお届けしたお客様から嬉しいメッセージが送られてきました。
「報告遅くなりましたが、昨日の朝9時過ぎに届きました。
ありがとうございます。私の感想は、二冊に目を通し終えて、「親孝行できたな~」と思えるほどの出来栄えでした。
カレンダーも超素敵で感激しました。
母も「過去はいらない。写真は捨てていい。」と何度もいっていましたが、拝見したら、「いいね。いや、すごいわ」と
改めてしみじみと喜んでいました。
昨日も来客が数名みえたので、早速見て欲しいと伝えて、賑やかに過ごしました。本当にありがとうございます。」
私たちはお客様からお預かりした写真を見ているうちに、勝手に家族になった気分になってしまい、身内感覚でお客様を喜ばせたくて真心を込めて写真整理のお手伝いを行っいています。
しかし、実際にお客様とお会いすることはなかなかできません。
したがって、このようなメッセージやお手紙をいただくと、心の底からうれしいくなりウキウキしてしまいます。
未来の家族のために
私どもに写真整理のご依頼をいただくお客様に共通しているのは、“未来の家族につなぐ想い”だと思います。
おばあちゃんの知恵を学んだり、母親のレシピを受け継いだりするのと同じように、可視化できる写真というカタチで家族の歴史をしっかり残し、言葉では伝えられないルーツの軌跡をこれから先の人たちに残し伝えたい…
そしてそれを見るそれぞれの人が何かを感じ、その感じた何かを大切に受け継いでもらいたい…
そんな強い想いが強くあるように感じます。
あるお客様のケースでは、100歳で亡くなられたおじさんの写真を整理してまとめたいとご依頼いただき、5冊のアルバムを送っていただきました。
5冊の中の3冊が超レトロなアルバムで、最も古い写真には明治四十一年十二月十六日と記載されています。
明治四十一年は西暦1908年なので116年前です。
3冊のアルバムには、それぞれ78枚、41枚、69枚の写真が貼られていて、明治四十一年(1908)から昭和六年(1931)までの家族の歴史が詰まっています。
100歳で亡くなられたおじさんのご両親の若い頃から、おじさんの幼少期、おじさんを含めたご兄弟の成長など、歴史的にも貴重な写真と触れ合う作業は、
先人へのリスペクトと普遍的な幸福について改めて考える時間にもなりました。
仕事を通してこんな豊な時間を過ごすことができる…なんだか得したような気分です(笑)。
写真整理について
実際に写真整理を試みたことがある方はお分かりだと思いますが、昔のアルバムやプリント写真の整理整頓は結構大変です。
ちゃんと整理して残そうとすればするほど、気が遠くなってきます。
そして挫折して、放置する。
でもやっぱり気になって、再度写真整理を試みるものの、また挫折して放置。
その繰り返し…。私どもにご依頼いただいたきっかけを伺うと、みなさん同じような経験をされていることが分かります。
でもそれは仕方がないことだと思います。
みなさん毎日忙しくて、何千枚、何万枚の写真とじっくり向き合う時間などつくれません…。
そのために、私たちが存在していると言っても過言ではありません。
私たちもみなさんと同じ経験をし、これは大変だと思い、写真整理サービスを開始したという経緯があります。
ただ間違いなく言えることは、思い出が詰まっている写真をそのまま放置していてはダメだと認識し、次につなごうとする想いは、とても意義深く、尊いものです。
その証拠に古いアルバムを1冊手に取って、ゆっくり中を眺めてください。
そこには、なぜ私たちが今この世界にいるのか、その答えが写っています。
責任ある役割
大量のプリント写真や昔のアルバムを集め、ちゃんとまとめる作業は手間も時間もかかりとても大変です。
だから一人で頑張らないで、いつでも気軽に私どもにお声がけください。
家族のルーツを物語る写真をしっかりまとめることができれば、それは必ず一家の宝物になることでしょう。
幸福感が詰まったオンリーワンの1冊とデータは、きっと未来の家族に勇気と励ましを与えてくれます。