「父の日」にまつわる話について

1.父の目線が残っている
2.お父さんがいたから写真がある
3.父の横顔
4.いつもが大切
5.「父の日」キャンペーン開催中

父の目線が残っている
地元岡山のお客様で、150冊を超えるアルバム整理をご依頼いただいた男性がおられます。
ちなみに、これまで最も多くのアルバムを送っていただいたお客様が60冊だったので、このお客様が当サービスの最多記録を更新されました。
あまりにも膨大な量なので、「丸投げにはできない」とご配慮くださり、写真選別のために、2度ご来社いただき、お客様と一緒に150冊のアルバムを確認しました。
朝から夜まで、昼食もヌキでぶっ通しの作業、お客様は休もうとしません。
その集中力や、さすがお医者さんと、感心させられると同時に少し心配になるほどでした。
アルバムが詰まっていた箱が空になり、次の箱を運んできてフタを空ける、その数分の間だけ、一息つく程度。
まるまる2日間、本当に真剣に写真と向き合い、大量の写真の中から、残すべき写真をしっかり厳選することができました。
驚きの集中力で目と手を動かし続け、次々とアルバムの写真をチェックしていく中で、お客様が口にされた言葉がとても印象に残っています。
この大量の写真はほぼ、カメラが好きだったお父さんが撮ったもの。
アルバムの中の写真を指差しながら、「これって父親の目線が残ってるんですね…」、そうポツリとつぶやかれたのです。

お父さんがいたから写真がある
これまで数多くのご家族の写真整理をお手伝いしてきましたが、家族写真の場合、私の感覚では7割以上がお父さんが撮ってくれた写真なのではないでしょうか?両親の写真に限れば、90%以上になるのでは?
そうです、写真は撮ってくれた人の眼差しが宿っているもの。
その多くがお父さんの眼差しなのです。
もうすぐ「父の日」です
お父さんの眼差しを集めて、ちゃんと整理して、プレゼントしてみてはいかがでしょう。

父の横顔

私事で恐縮ですが、父が亡くなって4年が経ちました。
父と一緒に撮った写真は、幼い頃のものばかりで、それでも数えるほどしかなく、どうしてもっと撮っておかなかったのか…後悔先に立たずとはこのことですね。
父と一緒に写っている昭和レトロな写真を眺めながら、懐かしく思い出すのは、夕食の時、父がいつもの席に座ってビールを片手に野球を見ている姿。
不思議です。
普通写真を見ると、そのシーンにまつわる前後の記憶がよみがえるはずなのに、父の場合は違うのです。
幼い頃に父親に抱かれている写真。
お祭りのハッピ姿で、父に抱かれている写真。
どれを見ても、一番鮮明に思い出すのは、食卓の定位置に座って夕食を摂っている父の姿なのです。
頭の片隅に「なぜだろう」が残ったまま、お客様の写真整理を行っていると、気づいたことがあります。
赤んぼの頃に抱かれている写真も、お祭りのハッピ姿の時も、その前後の記憶がまったく残っていません。
でもどちらの写真も、父親の顔が少し斜めの角度で写っているので、その角度が夕食の時に私が見ていた父の顔と重なり、夕食時の父を彷彿とさせているのだと判明しました(ほんまかいな? 笑)。
トラキチだった父は、テレビに向かって応援したり、解説したり、やじったり、とにかく賑やかでした。
ごひいきの選手がホームランを打った時。
「よっしゃ~」と言って感情が高ぶる顔を私に向けた時の、あの仕草と表情が忘れられません。

いつもが大切
父の写真の謎が解けたのも、お客様の写真整理を行っていたからです。
家族で食卓を囲む風景やリビングでみんな揃ってテレビを見ている様子。
冬にはみんなでコタツでおしゃべりしているシーンなど。
お客様から受け取る写真には、何気ないいつもの風景がたくさんあります。
この“いつもの”が、どんな日常だったかを気づかせてくれたのです。
だから、“いつもの”写真はとても大切です
もしまだ撮っていない方がおられるなら、今からでも間に合います。
わが家の“いつもの”を是非撮ってください。
お父さんがここに座って、お母さんがここに居て、私がここ。
日常の何気ないシーンですが、その写真があれば。
20年後、30年後でも、お父さんがここに座っていて、お母さんがここに立っていて、私がここだった、とちゃんとよみがえります。
その写真があれば、ビデオなんかなくても、当時の生活や空気感が鮮明によみがえってきます。

「父の日」キャンペーン開催中

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