各家庭にストックされている大量のアナログ写真。アナログ写真の整理は、時代の変化から生まれた“新たな社会課題”であることについて。

1.アナログ写真整理に特化したサービス
2.お客様の想いに寄り添う
3.カメラ産業の発展
4.アナログ写真は新たな社会課題
5.これ以上アルバムは増えません
6.どうして思い出を残すのか…
7.まずはデジタルデータで残す
8.再編集したフォトブックでも残す
9.写真整理をはじめましょう

アナログ写真整理に特化したサービス
『おくってフォトブック』は、重くてかさばる古いアルバムや散らばったままの思い出の写真を、ちゃんと整え、ムダな写真を削減し、すっきりコンパクトなフォトブックに再編集し、同時にデータ化し保存します。
時間と手間をかけず、プロの手で丁寧に仕上げられる、家族の歴史がギュッと詰まったフォトブックとデータ。ハイライトシーンが凝縮された1冊は、大切な思い出を未来へつなぐ宝物になります。

お客様の想いに寄り添う
「お客様の大切な思い出を、フォトブックとデータにまとめる『おくってフォトブック』。写真をお預かりし、丁寧に選別・デジタル化し、すっきりコンパクトで上質なフォトブックに再編集します。家族の歴史をしっかり残すためにご利用いただくだけでなく、親孝行や記念品としての需要も高く、これまで50~60代の女性を中心に、『大切な写真を整理したいけれど忙しい』という多くの方々にご活用いただき、『頼んで良かった』とのお声を多く頂戴しています。

カメラ産業の発展
それでは『おくってフォトブック』が、なぜ多くの方々のお役に立てるのでしょうか?その答えを見つけるためには、日本のカメラの歴史を遡る必要があります。
日本のカメラ産業が創生したのは戦後のことです。
勤勉な日本人は、がむしゃらにカメラづくりに打ち込み、1957年(昭和32年)、戦後わずか12年で対米輸出額でドイツを追い抜き、1967年にカメラ生産数量において、とうとう世界1位になりました
そして、日本のカメラ産業の成長と比例するように、カメラの世帯普及率も、1965年(昭和40年)に約50%(すなわち2世帯に1台)。3年後の1968年(昭和43年)には60%に、1973年(昭和48年)には70%を超えました。ちなみに、1980年代には80%に。

1986年に発売されたレンズ付きフィルム「写ルンです」は世界的にヒットし、普及率はほぼ100%に達したと言えます。懐かしい「写ルンです」。実は、ここ数年、若者を中心にリバイバルヒット中なのだそうです。
2022年のデータでも、キヤノン、ソニー、富士フイルム、ニコンの順にシェアを占め、カメラの製造において日本企業の世界シェア合計は94.3%に達しています。日本のカメラメーカーは、写真用カメラやレンズだけでなく、印刷機器、OA機器、ビデオカメラ、産業機器、医療用光学機器、監視カメラ・車載カメラなど、幅広い事業を展開しています。

アナログ写真は新たな社会課題
さて、ここから、現在社会課題となっている、目に見える“空き家問題”とは一味違う、世間の目には見えない、隠れた問題が浮き彫りになります。
1967年にカメラ生産数量において日本が世界1位になり、カメラの世帯普及率も、1965年に約50%、1968年には60%、1973年には70%を超えたことをお話ししました。ということは…
カメラの普及率が50%だった、
・1965年(昭和40年)に20歳の方が、現在79歳。
・1965年(昭和40年)に30歳の方なら、現在89歳。
カメラの普及率が60%になった、
・1968年(昭和43年)に20歳の方が、現在76歳。
・1968年(昭和43年)に30歳の方が、現在86歳。
カメラの普及率が70%を超えた、
・1973年(昭和48年)に20歳の方が、現在71歳。
・1973年(昭和48年)に30歳の方が、現在81歳。
この人たちが撮った写真、現像したプリント写真が、現在、各家庭に溢れているのです
昭和から平成、令和へと変わりゆく時代。カメラが一般家庭に普及し始めた1960年代半ばから約65年が経ち、写真を撮りはじめた世代の多くが、古くてかさばるアルバムや大量の写真の処遇に、「どうしたものか…」と頭を悩ませています。写真整理の問題は、私たち日本人がはじめて経験する、時代の変化とともに出現した“新たな課題”なのです。

これ以上アルバムは増えません
写真のデジタル化やデータ化が進む現代。昭和や平成時代のように、思い出のシーンを現像して、プリント写真をアルバムに納める習慣はなくなりました。
時代の変化に伴い、ひと昔前のように、重くて、大きくて、分厚いアルバムが増える心配は今後はありません。
そうです。お手元にある大量の写真さえちゃんと整理すれば、古いアルバムや大量のプリント写真に関しては、今後の心配事はなくなります。
それでは、今あるアルバムやバラバラのプリント写真を、どのように整理したらよいのでしょう?
『おくってフォトブック』が推奨しているのは、“いい写真”を選別してすっきりコンパクトにまとめたフォトブックとデータ、2つのカタチで大切な思い出を残す整理方法です。

どうして思い出を残すのか…
古い写真には、ご自身だけでなく、ご先祖様をはじめ様々な先人が写っています。当然のことですが、その方々がいなければ、あなたは今ここにいません。
そんなこと気にならない、捨てればいい、と言われるヒトが大勢いることでしょう。でも、もし、これから先の世代が自分のご先祖様の姿を知りたいと思った時、ちゃんと写真を残していなければ、見ることができません。
写真でルーツを辿ることができなくなってしまいます。
それならスマホで撮って保存しておけばいい、と考えるヒトも多いと思います。捨ててしまうよりは、それでもOKです。
ただ、両親や先人をリスペクトし、子どもへの愛情が深い方の中には、写真の品質を保ちながら、未来へ家族の歴史をちゃんと残したいと考えている、“感性が豊な方”がおられます。生きてきた姿を後世に残すことに、価値を感じている方々もたくさんおられます。ただ世代的に、そのような方々はデジタルスキルをお持ちでない方が多く、そのような方のお役に立つために『おくってフォトブック』は誕生しました。ちゃんと写真を残すことは、昭和・平成・令和の時代を生きる私たちに課せられた、責務だと『おくってフォトブック』は考えています。

まずはデジタルデータで残す
古いアルバムや大量のプリント写真は、物理的にスペースを取るだけでなく、経年劣化も引き起こすので、データ化するのが一番です。
データ化することで、スペースや劣化の問題を同時に解消することができます。ただ、データ化には大きな問題が2つあります。
まず1つ目は、何の前触れもなく、突然消えてしまったり、データが壊れてしまって、見ることができなくなる危険性があることです。
データをコピーしていろんな所に保存しておけば、いいのですが、ただデータ化するだけでは安心できません。
もう1つの問題は、データ化すると思い出の写真を見なくなるという問題です。
『おくってフォトブック』にご依頼いただくお客様の中にも、「写真をデータ化したんだけど、データだと写真を見なくなったのでフォトブックにまとめ直したい」と言われる方がおられます
どうやら、アルバムを開いて「これ見て見て」なんて指差しながら、思い出を共有する雰囲気とデータの画像を見るのとでは勝手が違うようです。

再編集したフォトブックでも残す
そこで、思い出の写真を残すもう1つのカタチが、フォトブックです。
古いアルバムは、重くて大きくてぶ厚かったので、取り回しが悪く、写真を見るのに一苦労でしたが、再編集したフォトブックは、すっきりコンパクトなので、いつでも気軽に懐かしい思い出を楽しむことができます。
あれほど重くてぶ厚かったアルバムを、どのようにしたらすっきりコンパクトに変身できるのかと言うと、ムダな写真を排除して、見どころだけを集めた写真集に再編集するのです。ピントがぼけているもの、ブレているもの、暗いもの、誰を撮っているのか分からないもの、何処の風景なのか分からないもの、被写体が切れているもの、目をつぶっているもの、イケてない表情のもの、同じような写真などを1枚1枚チェックし、セグメントすることにより、いい写真だけが凝縮された、ベストショットを集めた写真集に再編されます。
この写真選別作業では、岡山県立大学と共同開発した写真選別AI 「AQUEM(アクエム)」も活躍してくれます。
これら一連の作業により、どのページを開いても印象的なステキな写真ばかり。これまで以上に刺激的に思い出を堪能することができます。紙は2千年以上の歴史を誇り、数々の貴重な記録を現代に残してくれました。古いアルバムも写真を厳選してダイジェスト版に減容することにより、新たな魅力を発揮してくれます。

写真整理をはじめましょう
『おくってフォトブック』は、家族の思い出をすっきりとコンパクトにまとめるサービスです。多くのお客様から「出来上がりを家族みんなで楽しみにしています」と期待のお声をいただきます。そこには、写真整理を通じて家族が再び一つになる期待感と、共に過ごした時間を共有できる喜びが込められているように感じます。『おくってフォトブック』は、デジタル時代だからこそ、手に取ってめくることのできるフォトブックが持つ価値を大切にし、同時にデジタルの便利さを皆さんにお届けしたいと思っています。

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