フォトブックづくりに携わる中で感じた
様々なエピソードをご紹介します。
写真整理方法やフォトブックづくりで迷ったら、
こちらのエピソードを参考にしてみてください。
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新着記事
- 古いアルバムやプリント写真をまとめる際の、取り組み方などを説明しています。
(2023.4.25掲載→2024.4.24更新)
目次
1.フィルムカメラの時代
2.一度消えると戻らない
3.ダイジェスト版
4.写真以外にも大切なモノ
5.テーマが大切
6.悩み解消フィルムカメラの時代
アナログ写真の整理整頓に特化している『おくってフォトブック』には、平均で約850枚のプリント写真が送られてきます。
アルバムに換算すると、3冊~5冊になります。
ちなみにこれまでで最も多い方は、14,590枚のプリント写真を送っていただきました。
アルバムに換算すると約60冊になります。
ところで、令和の現代はスマホやデジカメが主流ですが、昭和から平成の中頃までは、フィルムカメラが主流でした。
その時代には、フィルムから写真を現像して見るのが当たり前だったため、どこかにお出掛けしたり、何かイベントがあるごとに大量のプリント写真が生み出されることに…。
そしてこのプリント写真、現像してみないとちゃんと写っているかどうか確認できなかったため、撮影時にも「はいチーズ、念のためもう1枚。もしかしたら目をつぶったかもしれないので、もう1枚」などと、念のためを繰り返し、同じような写真を大量に発生させていました。
今みたいにスマホの画面やデジカメのモニターでチェックできなかったので、目つぶりやピンボケ、ブレてるものや見切れているもの、誰を撮っているのか分からないものまで、現像してみないと分からないというとても不便な時代でした。
しかも現像にはお金がかかったので、写真1枚1枚に対する愛着は今以上です。同じような写真であろうが、どこの景色か分からない写真であろうが、どこで食べたのかさだかでない料理の写真であっても、現像したからにはきっちりアルバムに貼られます。
昔のアルバムをめくっていると、時々不思議な写真に出くわすことがあるのは、そんな事情からです。一度消えると戻らない
不自由な時代に大量発生したプリント写真ですが、事情はどうであれ間違いなく言えることは、一度失ってしまうと二度と取り戻すことができないということです。
夢のタイムマシンが実現しない限り、過去の貴重な写真が消えてしまったら、どんなに悔やんでも再び見ることはできません。
したがって、大切な歴史を次の世代に引き継ぐために、保管スペースをとる大量のプリント写真をちゃんと整理し、コンパクトにしてちゃんと残すことは、未来の人たちへの価値あるプレゼントになります。ダイジェスト版
家族の歴史を語る上でとても貴重なプリント写真ですが、やっかいなのが昔のアルバムは分厚くて重いということ。
手軽に取り廻せないためやっかい者のレッテルを貼られてしまい、徐々に見返す機会が減ってしまい、最終的に段ボールや押し入れの中に…。
そして時の経過に伴い、さらに奥へ奥へと追いやられ、完全に失念されてお蔵入りの存在になってしまう…そんなケースをよく耳にします。
思い出が詰まった貴重な写真は、しまい込むのではなく、何度も見返すことで先人たちの歩みから様々な生き方を学ぶことができます。
では、なぜしまい込まれてしまうのでしょう?
その答えは単純明快で、重くてかさばり邪魔になるからです。
いつでも手軽に見返せるようにするには、それを軽くてコンパクトにすればいいのです。
そこで私たちがおススメしているのが、古いアルバムや大量のプリント写真の中から、写りが良くハイライトと呼べる写真だけを残して再編集し、すっきりコンパクトで見ごたえのあるダイジェストなフォトブックに新たにまとめ直すことです。
全ての写真を残すのではなく、写真の写りや内容の良い写真だけを選別し、人生のハイライトが凝縮された見ごたえのある写真整理を行う場合、核となるのが時系列です。
古いものから新しいものへ、この流れを守りながら、結婚・出産・お宮参り・七五三・入学・卒業・発表会・誕生日・旅行・レジャー・何気ない日常など、ライフイベントごとに分類分けとボリューム(掲載写真枚数)調整を行います。
そしてさらに先述した、ピンボケ・ブレ・目つぶり・見切れているものや今見ると謎の写真など、よく分からない風景や食べ物だけの写真を取り除いていきます。
「おくってフォトブック」では、その後プリント写真のデータ化を行い、写真選別AI「AQUEM」で写真にスコア付けをします。
そして、制作するフォトブックのページ数に合わせて、掲載できる枚数まで写真を絞り込みます。写真以外にも大切なモノ
また、思い出を想起させるのは写真だけではありません。赤ちゃんの手形や手書きのコメント、大切な手紙など、写真と一緒に残すことによって、より一層感慨深いフォトブックに仕上げることができるため、ご要望によっては、写真にコメントを添えるなど、手間暇を惜しまず最高の写真整理を目指しています。
思い出の整理は量よりも質にこだわることが大切であると考えています。
写真に添えられている手書きのメッセージや記念のチケット、幼い頃に描いた絵や発表会のプログラムなど、思い出を強く想起させるものは写真だけではありません。
写真に添えられた親が書いた手書きのメッセージや旅先の感想などは、画像の奥底に潜んでいるその時の感激を呼び覚ましてくれます。
写真だけでなく「このメッセージも残したい!!」、そんなご要望がありましたら、ご遠慮なくお申し付けください。
残したいメッセージに写真同様フセンを貼っていただいても結構です。
写真を見て、メッセージを読んで目をつぶれば、より一層深く心地よい思い出に包まれることでしょう。
そこで朗報です。
「4月28日」は語呂合わせで「シニアの日」。
アナログ写真の整理に悩んでいる多くのシニア層の方々に喜んでいただくため、28日を中心に、4月27日・4月28日・4月29日の3日間「シニアの日キャンペーン」と銘打って、アナログ写真50枚を無料でデータ化してプレゼントします!!
フォトブックにまとめる写真は、元々無料で提供させていただいているので、それにプラスして50枚データ化が無料になります!!
前述したように、平なモノであれば、写真以外でもほぼデータ化は可能なので、子どもが描いた絵、記念のチケット、はがきや手紙など、データとして保存しておきたいモノがあれば、お得なこの機会にぜひご利用ください。テーマが大切
大量のプリント写真の中から写真を選別し、コンパクトにまとめたフォトブックを制作する際、どのようなテーマでフォトブックをまとめるのか、テーマを決めることも大切です。
送っていただいた写真を一通り拝見し、私どもからご提案させていただく場合は、
●両親の独身時代の写真
●ご依頼人も含めた家族写真
●ご依頼人の独身時代の写真
●恋愛・結婚~新婚時代の写真
●家庭を築き子育て時代の写真
●子どもの成長写真
●ペットの写真 など
多くの場合、上記のテーマでフォトブックを分けて制作するようご提案させていただきます。
ただ、お客様の中には、私たちが提案するまでもなく、しっかりテーマを設定し写真のまとめ方を決めている方もおられます。
あるお客様の場合、お一人で25冊のフォトブックとデータを制作された方や、同じように13冊のフォトブックにまとめられた方もおられます。悩み解消
重くてかさばるから取り出すのが面倒と、昔のアルバムや大量のプリント写真が押し入れや本棚の肥やしになっていませんか?
このまま放っておくと、奥へ奥へと追いやられて、貴重な家族の歴史が誰の目に触れることもなく、ただ劣化の道を歩むだけになってしまいます。
重くてかさばるのなら、ダイエットして軽くすればいい、ムダな写真が多ければ、見応えがあるように再編集すればいいのです。
いつもそばにいて微笑みながら見守ってくれていた大切な人のオマージュとして、写真をキレイにまとめませんか?
「懐かしい思い出を、いつでも手軽に手に取って振り返れるようすっきりコンパクトにまとめたいけれど、どうすればいいのか分からない」、そんな想いに私たちはしっかりお応えします。
大量にある昔のアルバムや古いプリント写真の整理にお悩みの方は、いつでも気軽に「おくってフォトブック」にご連絡ください。
一緒に写真整理を行いましょう。さて、前述の通り、「4月28日」の「シニアの日」を中心に、4月27日・4月28日・4月29日の3日間、アナログ写真50枚を無料でデータ化するキャンペーンを開始します。
写真はもちろんのこと、写真以外のモノでも、データとしてちゃんと保存しておきたいモノがあれば、お得なこの機会にぜひご利用ください。
『おくってフォトブック』は、手間を惜しまず、お一人おひとりの“残したい想い”を応援しています。
ちなみに「4月28日」は「シニアの日」ですが、次の日の「4月29日」は「シフク(至福)の日」。
縁起が良さそうなこの機会を、ぜひお見逃しなく!! - 以前ご自身の写真整理をご依頼いただいた男性から、奥さんの写真整理をご依頼をいただいた内容について。
(2022.12.7掲載→2024.4.17更新)
目次
1.再びのご依頼
2.結婚前の奥さんの歴史
3.写真整理の悩み解消再びのご依頼
2022年8月に男性のお客様からアルバム10冊とバラのプリント写真、合わせて807枚の写真を送っていただき、
「全部を1冊にまとめたい」というご要望から、ハードタイプ60ページ(写真約300枚掲載可能)にいい写真だけを選別して、人生のハイライトがギュッと凝縮された、ベスト版のフォトブックを制作しました。
仕上がったフォトブックとデータをお届けすると、お客様からご満足のお言葉をいただき、私たちも達成感と充実感を得ることができました。
そのお客様から、「今度は妻の写真をまとめたい」とご依頼をいただき、ありがたいことに奥様の写真整理もお手伝いすることになりました。結婚前の奥さんの歴史
お客様から送られてきた箱の中には、11冊のアルバムと数冊のポケットアルバムが入っていました。
ご主人の時と同様、奥さんの誕生から結婚前までの写真が納まっていて、全部で1,076枚。卒業アルバムも幼稚園から大学まで、しっかり揃っています。今回も1冊にまとめたベスト版をつくりたいとのご要望なので、ご主人の時と同じくハードタイプ60ページ1冊にまとめるプランをご提案し、ご了承をいただき制作にかかりました。
1962年4月に奥さんが誕生し、周囲が歓喜する写真からはじまり。
日に日に成長し、世界が広がり表情が豊かになる幼少期。
自分が何者なのか、どこに向かうべきか気になりはじめる思春期。
ドキドキわくわく、毎日が楽しい青春時代。
そして社会の一員として自立する社会人へ…。
ご主人はテニスや登山にスキー、さらにトライアスロンなど、アウトドアの写真が大量でしたが、奥さんはやわらかい笑顔がキュートな方で、アウトドアもインドアもそつなくこなすタイプ。
撮影のシチュエーションもバリエーション豊かです。
コンピューター系の専門学校の先生になられたようで、卒業式の際には記念写真と称して、入れ代わり立ち代わり生徒に囲まれて写っている写真がたくさんあり、絶大な人気を誇っていたことが伺えます。
誕生・幼少期・少女から学生、そして社会人へ。
1962年4月からご結婚前の1991年8月までの写真1,076枚の中から、人生のハイライトである“いい写真”約300枚をセレクトし、データとフォトブックにまとめました。
レイアウトをご確認いただき、OKを貰えたので印刷・製本。
無事お客様へフォトブックとデータをお届けすることができました。
完成品を手に取っていただいたお客様から、今回も合格のお言葉をいただくことができました。
そして「次もお願いするから」と、うれしいメッセージをいただきました。
ということは、次回はいよいよお二人が揃って写っている写真を拝見できそう
です。なんだか今からわくわくものです。
そんな予想が見事的中 !!
お二人の結婚式とハネムーンの写真を1冊にまとめるご依頼をいただきました。
その後、お二人のお子さんのそれぞれの成長をまとめたフォトブック2冊と、ファミリーとしての総集編を1冊。
合計6回もご利用いただき、トータルで6冊のフォトブック制作とデータをまとめました。
ありがとうございます。写真整理の悩み解消
写真整理、絶対後悔したくないなら『おくってフォトブック』にご連絡を。ひとりでがんばらなくていいんです。
あなたは監督、もしくはプロデューサー。
私たちにあなたが思い描いた写真の片付け方を、お聞かせください。
必ずお役に立たせていただきます。
大切な思い出が詰まっている写真を、ずっとずっと残せる、永久保存版のフォトブックとデータにまとめて残しましょう。
ところで「4月28日」は「シニアの日」です。
古いアルバムや大量のプリント写真の取り扱いで悩まれている方の多くは、シニア層です。
そこで来る「4月28日・シニアの日」に向けて、お客様に何かご奉仕できないものか…と只今鋭意検討会議中です。
お得な企画内容が決まりましたらご案内させていただきますので、お楽しみにしていてください。 - 「おくってフォトブック」の制作工程などを説明しています。
(2023.4.19掲載→2024.4.10更新)
目次
1.制作時のルール
2.写真の大切さを教わりました制作時のルール
『おくってフォトブック』では“写真を整理したい”と思い立ったお客様の気持ちに的確かつ迅速にお応えするため、写真選別の質の向上、データ化や画像修正のスキルアップ、ページ構成やレイアウトの工夫など、各制作スタッフは日々高い意識で作業に取り組んでいます。
「写真整理を通して、人生を豊かに」その想いを胸に…。
3つのテーマを念頭に制作に取り組んでいます。1.お客様の写真に対する想い
2.期待に応える使命感
3.丁寧の徹底お預かりしたアルバム一冊一冊、写真一枚一枚と真摯に向き合って、作業を行っています。
すべてがハンドメイド。
出来上がったフォトブックを見た方が思い出を振り返って心が安らいだり、笑顔になったり、ご家族とワイワイ語り合い、時には懐かしさに涙を流す。
いつまでも何度でも手に取って眺めていただきたい…。
新しいフォトブックで、過去の写真が輝きを取り戻し新たな時代を生きていくことを願っています。写真の大切さを教わりました
お客様の写真整理に数多く携わっているうちに、お客様から温かいお言葉や励ましの声、さらには感謝のメッセージまでもいただくようになりました。
写真に写っている人たちに対する、お客様の“想い”の強さを知り、それに応えようとした結果、ただ単にコンパクトにまとめたフォトブックをつくるサービスから、お客様の意図をしっかりと汲み取り、大切な思い出をまとめてちゃんと残す写真整理サービスへと、進化(深化)することができました。
『おくってフォトブック』のサービスをご利用いただくお客様は、まずお問い合わせいただいてからご注文、そしてアルバムや写真の発送、このようなケースが多く見られます。
お客様の多くは「本当にちゃんと整理してくれるの?」と、不安に思われのお問い合わせだと推察されます。
大切な写真を預けるのだから、ごもっともな判断だと思います。
見ず知らずの相手なうえに、岡山?
もし私がお客様の立場でも不安です(笑)。
皆さんに安心して写真整理のご依頼がいただけるよう、一日でも早く『おくってフォトブック』が広く認知されるよう努力したいと思います。
突然ですが、ここでクイズです。
『おくってフォトブック』の場合、ご注文いただいてから私どもに写真が届くまで平均日数はどのくらいか予想してみてください。
答えは6日です。
この6日間に、お客様がいかに真剣に写真整理を考えているのかが表れているように思います。3、4日かけて懐かしい思い出が詰まったアルバムや写真を箱に入れる訳ですが。その際私どもがどのようにまとめればいいのかご要望をお手紙に記載、リストを作成し同梱。さらには、より一層ご要望が伝わりやすいように、箱ごとに主人公を分けて梱包していただけるお客様もおられます。
このようなお客様の熱心な想いは、私たちのモチベーションを大いに高めてくれます。写真は人生の思い出を見えるカタチでとどめてくれる、大切なあかし。
失くしてしまうと、二度と見られなくなってしまいます。
そんなことになってしまう前に、ちゃんと整理をして、丁寧に保管することの重要さを、写真に対するお客様の深い想いから教わりました。
懐かしい写真を納めているアルバムは、そのままでも家族の歴史やルーツを教えてくれる教科書です。
しかし、そのアルバムからムダをはぶき、見応えのあるダイジェストなフォトブックに変身させることで、思い出の教科書から強化書に昇華させることができます。
幼い頃に見た、故郷の夕焼けのやさしいぬくもりや、ささやかな日々の中で微笑む母の笑顔。
写真は、過ぎ去った日々の中にかけがえのない喜びがあふれていたことを、静かに思い出させてくれます。
私たちはフォトブックを通じて、忙しい日常に追われこれまで気づかなかった、見えなかった幸せを再確認していただき、縁の下でお客様の幸福感を支えたいと願っていますーー。
私たちはこれからも、『おくってフォトブック』にまかせておけば安心、そう言っていただけるサービスを目指しつづけます。 - ご利用いただいたお客様から届いたメッセージを基に、写真整理は大変だけどとても意義深いものであることを伝えています。
(2023.4.5掲載→2024.4.3更新)
目次
1.うれしいメッセージ
2.未来の家族のために
3.写真整理について
4.責任ある役割うれしいメッセージ
お父さんの写真整理のご依頼をいただき、仕上りをお届けしたお客様から嬉しいメッセージが送られてきました。「報告遅くなりましたが、昨日の朝9時過ぎに届きました。
ありがとうございます。私の感想は、二冊に目を通し終えて、「親孝行できたな~」と思えるほどの出来栄えでした。
カレンダーも超素敵で感激しました。
母も「過去はいらない。写真は捨てていい。」と何度もいっていましたが、拝見したら、「いいね。いや、すごいわ」と
改めてしみじみと喜んでいました。
昨日も来客が数名みえたので、早速見て欲しいと伝えて、賑やかに過ごしました。本当にありがとうございます。」私たちはお客様からお預かりした写真を見ているうちに、勝手に家族になった気分になってしまい、身内感覚でお客様を喜ばせたくて真心を込めて写真整理のお手伝いを行っいています。
しかし、実際にお客様とお会いすることはなかなかできません。
したがって、このようなメッセージやお手紙をいただくと、心の底からうれしいくなりウキウキしてしまいます。未来の家族のために
私どもに写真整理のご依頼をいただくお客様に共通しているのは、“未来の家族につなぐ想い”だと思います。
おばあちゃんの知恵を学んだり、母親のレシピを受け継いだりするのと同じように、可視化できる写真というカタチで家族の歴史をしっかり残し、言葉では伝えられないルーツの軌跡をこれから先の人たちに残し伝えたい…
そしてそれを見るそれぞれの人が何かを感じ、その感じた何かを大切に受け継いでもらいたい…
そんな強い想いが強くあるように感じます。
あるお客様のケースでは、100歳で亡くなられたおじさんの写真を整理してまとめたいとご依頼いただき、5冊のアルバムを送っていただきました。
5冊の中の3冊が超レトロなアルバムで、最も古い写真には明治四十一年十二月十六日と記載されています。
明治四十一年は西暦1908年なので116年前です。
3冊のアルバムには、それぞれ78枚、41枚、69枚の写真が貼られていて、明治四十一年(1908)から昭和六年(1931)までの家族の歴史が詰まっています。
100歳で亡くなられたおじさんのご両親の若い頃から、おじさんの幼少期、おじさんを含めたご兄弟の成長など、歴史的にも貴重な写真と触れ合う作業は、
先人へのリスペクトと普遍的な幸福について改めて考える時間にもなりました。
仕事を通してこんな豊な時間を過ごすことができる…なんだか得したような気分です(笑)。写真整理について
実際に写真整理を試みたことがある方はお分かりだと思いますが、昔のアルバムやプリント写真の整理整頓は結構大変です。
ちゃんと整理して残そうとすればするほど、気が遠くなってきます。
そして挫折して、放置する。
でもやっぱり気になって、再度写真整理を試みるものの、また挫折して放置。
その繰り返し…。私どもにご依頼いただいたきっかけを伺うと、みなさん同じような経験をされていることが分かります。
でもそれは仕方がないことだと思います。
みなさん毎日忙しくて、何千枚、何万枚の写真とじっくり向き合う時間などつくれません…。
そのために、私たちが存在していると言っても過言ではありません。
私たちもみなさんと同じ経験をし、これは大変だと思い、写真整理サービスを開始したという経緯があります。
ただ間違いなく言えることは、思い出が詰まっている写真をそのまま放置していてはダメだと認識し、次につなごうとする想いは、とても意義深く、尊いものです。
その証拠に古いアルバムを1冊手に取って、ゆっくり中を眺めてください。
そこには、なぜ私たちが今この世界にいるのか、その答えが写っています。責任ある役割
大量のプリント写真や昔のアルバムを集め、ちゃんとまとめる作業は手間も時間もかかりとても大変です。
だから一人で頑張らないで、いつでも気軽に私どもにお声がけください。
家族のルーツを物語る写真をしっかりまとめることができれば、それは必ず一家の宝物になることでしょう。
幸福感が詰まったオンリーワンの1冊とデータは、きっと未来の家族に勇気と励ましを与えてくれます。 - 物価について1976年と現状を比較してみて分かったこと。
目次
1.子どものアルバムをまとめる
2.親の愛情
3.時代の流れを実感子どものアルバムをまとめる
いずれは巣立ってゆく子どもたちのために、子どもたちの成長する姿を納めた数冊のアルバムを1冊のフォトブックにまとめるご依頼が多く寄せられます。
大量の写真の中から“いい写真”だけを選別してダイジェストにまとめたフォトブックの良さは、家族の絆がカタチに残せるだけでなく、すっきりコンパクトになることで手軽にいつでも思い出を振り返ることができるところです。
同時にプリント写真をデータ化すれば、もう安心。
家族の歴史をデータで永遠に残し、ふと家族の歩みを見たくなったらフォトブックに手を伸ばしページを開く。
フォトブックとデータ、2つのカタチで残すことで、我が家ならではの家族のあり方や幸せの瞬間をずっとそばに感じることができます。
親からのやさしさは、きっとお子さんに伝わります。
両親にどれだけ愛されて育ててもらったのか、写真は千の言葉よりも雄弁に語りかけます。自身が教授した愛情を今度は自分の子どもたちへ、そして子どもたちは次の子どもたちへ…
愛情の継承は連綿と受け継がれてゆくことでしょう。親の愛情
「孫が結婚することになったので、子ども写真をまとめて渡したい」。
70代の女性から4冊のアルバムを1冊のフォトブックにまとめるご依頼をいただきました。最初のアルバムの表紙にはお子さんの名前がプリントされており、その表紙を新しいフォトブックでも表紙に使用し、再現したいとのことでした。
どうやらお孫さんの結婚が、写真整理のきっかけになったようです。
アルバムをめくると、分娩室で撮られたであろう出産直後のお子さんの写真の下に、パパとママのお子さんへの想いが書かれています。
次のページには、命名に込めたパパとママの想い。
その次のページには、誕生した時の体重や身長。それに手形と足形。
次のページには体重や身長の経過が毎月記入されていました。時代の流れを実感
次のページはこれまでと一味違う内容で、“いろいろなもののねだん”というタイトルが。
なにかと物価が話題になる昨今。興味津々で見てみました。
1976年、昭和51年に誕生したお子さんのために、おまけで記載された貴重な資料です。
その当時のモノの値段がちゃんと記されています。■こめ(1キログラム) 280円
■しょうゆ(2リットル) 375円
■酒(1.8リットル) 1級1,330円 ※1級という表記が懐かしい
■パン(食パン) 100~200円
■牛乳(1本) 122円 ※1000cc
■アイスクリーム(1カップ) 50~100円
■キャラメル(1箱) 50円
■チョコレート(1枚) 200円
■タバコ(主な銘柄) 100円 ※セブンスター
■郵便(はがき・てがみ) 20円
■入場料(映画・野球・社寺) 1,000円いかがでしょう。
48年前はがきは20円だったんですね~。
なんと当時タバコは100円。今は6倍の600円です。
キャラメルなんて記載があるのも時代を感じさせます。さらに光熱費に関しても書かれています。
■電気(1ヶ月) 1,800円
■ガス(1ヶ月) 4,000円
■水道(1ヶ月) 250円
■家賃(1ヶ月) 20,000円当時は消費税がなかった時代。計算もラクです。
私たちはローカルな岡山在住なのでどこまで参考になるか分かりませんが、4人家族の『おくってフォトブック』のスタッフに現在の光熱費を確認したところ、電気代が月に約12,000円、ガス代が約9,000円、水道代が約6,500円なのだそうです。
思わぬところで物価変動を実感することとなりましたが、これもお母さんから子どもへの愛情のしるし。どんな時代に生まれたのか、モノの値段で振り返ることができますね。誰にでも家族があり、その家族こそが人生の原点です。
だから家族写真をちゃんとまとめて残すことは、とても大切です。
写真整理をしようと思ったら『おくってフォトブック』にお声がけください。
これまでの経験を活かし、あなたの要望にぴったりの写真整理をご提案します。
そしてご一緒に最幸の写真整理を実現しましょう。
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