3周年を記念して、感謝の想いをこめて実施した「無料モニターキャンペーン」。当選されたお客様の写真整理についてラストレポート。

義理の姉妹のために…
「亡くなった義理の両親の古いアルバム写真を、まとめて整理したい。」と、「無料モニターキャンペーン」にご応募いただいたAさん。
ご自身でアルバムの写真を1枚ずつカメラで写して、それをデータにして義理の姉妹にプレゼントしたいと思っていたそうですが、体調を崩してしまい、細かい作業ができなくなったそうです。
「このままでは、いつかゴミにされてしまいそうで何とかしたい ! 」
「義理の姉妹たちのためにも、写真をちゃんと残したい。」
そう思い、悩んだ挙句ネットで“古い写真 整理 アルバム”と検索して、『おくってフォトブック』を見つけていただきました。
ちょうどタイミング良く、3周年を記念した「無料モニターキャンペーン」が実施中だったのでご応募いただき、見事当選。今回の写真整理に繋がりました。

Aさんのご依頼について
「亡くなった義理の両親の写真をまとめたい」とご応募いただいたAさん。
事前確認で「写真はどのくらいありますか?」と尋ねたところ、「押し入れに義理の両親の分厚いアルバムが5冊あります。」とのこと。
Aさんから送られて来た写真の詳細は下記の通りでした。

・アルバム① : 1949年4月~1959年5月…116枚
・アルバム② : 1960年5月~1962年…98枚
・アルバム③ : 1970年代…254枚
・アルバム④ : 1980年代…111枚
・アルバム⑤ : 義理のお父さんの葬儀写真…37枚

5冊のアルバムには、トータルで616枚の写真が納められていました。
Aさんのご要望は、義理の両親の写真をまとめて、義理のお姉さんや妹さんにプレゼントしたいと伺っていたので、義理の両親を中心に、お姉さんや妹さん、そしてAさんのご主人を含めたご家族の歴史の歩みを辿ることができる、ファミリーヒストリーとしてまとめることにしました。

写真内容を確認し、いい写真の選別を行った場合170枚程度に絞り込めると判断し、約170枚の写真を掲載するのに最も適しているハードタイプ36ページのフォトブック制作をご提案(52,000円相当)しました。
まとめ方も含めてご提案に対してAさんよりご了承がいただけたので、時系列を整えて、次のステップであるデータ化、写真選別、レイアウト…、具体的な制作作業へと進みます。

写真整理のコツと技術
貴重かつ大切な写真を1枚1枚丁寧に扱いデータ化を行います。
データ化した写真は、際まで画像になるよう切り抜きます。
特に古いプリント写真には白いフチが付いているタイプがあるので、ムダなスペースを残さないよう切り抜きます。
また、中にはフリーハンドでハサミを使ってハート型や丸型にカットされた写真があります。そんな場合は、なるべくいびつさが目立たないよう修正を加えながら切り抜いています。
データ化を行う際、写真の明るさや色味の調整、必要に応じてはシャープ補正やカラー化、ゴミ、破れ、変色の修正も行います。
データ化の次は写真選別作業です。
写真選別AI「AQUEM(アクエム)」を駆使して、フォトブックに掲載すべき写真の審美度を採点。担当デザイナーが、全てのページのレイアウト展開を考慮しつつ最終的な写真をセレクトします。

魅力を増幅させるレイアウト
基本的にレジャーや旅行、催事や行事が見開き、もしくは1ページで収まるよう写真をレイアウトしてゆきます。写真のタテ・ヨコ、アップや引きなどのバランスも見ながら魅力的なレイアウトに仕上げます。
レイアウトが出来たら、Aさんに確認していただきます。

レイアウトを確認していただいたAさんから、お返事が返ってきました。

今回、最初にレイアウトのご希望はありますかと聞かれましたが、義理の両親の残した写真でしたので、どれがどの時期かもわからず、お任せしました。私は両親の顔にだけ付箋をつけました。
そして出来上がったきたレイアウトを見て、びっくりしました。
お手上げだった写真の分別がすごくうまくできていて、義理の両親、さらにはどこから見つけてくれたのか、夫の祖父母の写真もあって、凄いと感じました。
言葉では言い表せないようなとても良い雰囲気に仕上がっています。
実は夫には完成させてから驚かせようかと思っていたのですが、やはり知らない顔も多いので、出来上がったレイアウトを見せました。
夫はレイアウトを見ながら懐かしんでおりました。
私が送付した葬儀の写真については、「この幸せ感あふれたアルバムにふさわしくないので、削除してほしい」と言いました。
さらに「なるべく両親の写真を中心にしてほしい」と言う希望があり、仕上がった写真のレイアウトの一部削除を依頼し、新しいレイアウトを見せていただきました。
修正には本当にお手数をおかけしました。
とにかく、メールを送っていただいて、クリックするだけで
思い出の写真アルバムを確認することができるのは、家に居ながら…本当に手軽でした。
その分、修正していただくこととなり、申し訳なく思っています。
夫と一緒にレイアウトを見ながら、懐かしく、温かい気持ちになれました。
今回、お任せしなかったら、私も夫もきっと悩んで悩んで前に進むことができなかったと思います。
出来上がったら、子どもたちに見せて楽しみたいと思います。

Aさんにご満足していただけたようで、私たちもうれしいです。
OKをいただけたので、入稿データを制作し印刷・製本に移ります。
約1週間後に上質のフォトブックが出来上がってきました。
印刷や製本のズレ、写真の再現性が甘くないかなど、隅々まで品質をチェックします。
問題がなければ、しっかりAさんのお手元に届けるよう梱包作業です。
私たちを信頼して大切な思い出の整理を託していただいたAさんに、感謝のメッセージを同梱し、宅配業者さんにお願いします。

後日、Aさんより仕上がったフォトブックをご覧いただいているシーンと、感想が届きました。

待っていたフォトブックが届きました。
なんだか、あまりに期待度が高まって、なかなか開封できませんでした。
開けると挨拶状とデータと緑色の表紙のフォトブックが入っていました。
一瞬思ったのは、「フォトブックが薄い」。
そうなのです、昔の分厚いアルバムを送っているので、新しいフォトブックがコンパクトに見えました。
開けたら…義父の姿が。
義母の懐かしい顔が。
叔母が。
夫の子どもの頃の写真が。
たくさん、本当に綺麗に仕上がっています。
特にお気に入りは、義父が子どもの背中に手をまわして、笑っている写真です。
良い記念になりました。
素敵な写真です。
143枚が私に向かって微笑んでいます。
お正月は、家族でこのフォトブックを楽しみます。
ありがとうございました。

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