あるお客様の写真整理のプロセスを詳しくご紹介(4回連載/その①)

目次
1.実家のアルバム、手がつけられなかった10年
2.最初の一歩は「300枚を選ぶ」ことから
実家のアルバム、手がつけられなかった10年

実家の押し入れに眠っていた、何冊ものアルバム。
「やらなきゃ」と思い続けて10年、ようやく向き合う決意をした瞬間です。
押し入れの奥に、ずっと気になっているものがありました。
それは、何冊も重なった分厚いアルバム。
開ければ、懐かしい写真がたくさんあることは分かっています。
でも同時に、思い出があふれすぎて、気持ちの整理が追いつかなくなることも分かっていました。
K様が写真整理を「やらなければ」と思い続けていた、約10年。
お母様が亡くなってから、ずっと心の片隅に引っかかっていた宿題でした。
現在90歳のお父様は、おひとりで暮らしています。
K様は千葉から滋賀まで、毎月のように帰省し、身の回りのサポートや実家の整理を続けてきました。
衣類や日用品は、少しずつ片づいていく。
でも、アルバムだけは違いました。
「捨てるなんて、できない」「でも、このまま抱え続けるのもしんどい」写真一枚一枚に、家族の時間が詰まっている。
だからこそ、簡単に手をつけられなかったのです。
実はK様、すでにアルバムから写真を剥がすところまでは、ご自身で進めていました。
それでも、時系列はバラバラ。
どれを残し、どうまとめるのが正解なのか、分からなくなってしまったと言います。
「来月やろう」「次に帰省したときにやろう」そうして気がつけば、11ヵ月が過ぎていました。
そんな中で目に留まったのが、『おくってフォトブック』の無料モニターキャンペーンでした。
「期限があるから、今度こそ向き合えるかもしれない」そう思い、応募を決めてくださったのです。
写真整理は、体力や時間だけでなく、心の準備が必要です。
とくに、親の写真、家族の歴史に触れる整理は、簡単な作業ではありません。だからこそ、最初の一歩がいちばん重い。
最初の一歩は「300枚を選ぶ」ことから

写真を一枚ずつ剥がす作業は、思い出と向き合う時間。
進めたい気持ちと、立ち止まりたくなる気持ちが交差します。
「写真整理をしたいと思いながら、気づけば何年も手をつけられずにいる」これは、『おくってフォトブック』にご相談くださる多くの方が口にされる言葉
です。
今回ご紹介するK様(54歳)も、そのお一人でした。
実家には、1960年代から2015年まで、1000枚を超えるプリント写真。90歳のお父様がお元気なうちに、「家族の写真をきちんとまとめて、父に見せてあげたい」その想いから、無料モニターキャンペーンにご応募くださいました。
そしてK様が最初に行った準備は、とてもシンプルです。
時系列は気にせず、「特に思い出がある写真」を中心に約300枚を選び出すところから始められました。
この連載では、K様が「ずっと見ないふりをしてきたアルバム」と向き合い一冊のフォトブックにまとめるまでのプロセスを、順を追ってご紹介していきます。
もし今、
・実家に大量のアルバムがある
・整理しなきゃと思いながら、何年も手をつけられていない
・親の写真をどう残せばいいか分からない
そんなお気持ちがあるなら、きっと重なる場面があるはずです。
これは、特別な人の話ではありません。
「いつかやろう」と思っている、私たちみんなの物語です。
(第2回へ続きます)

