お盆と写真整理について

1.お盆と写真整理のすすめ
2.キャンプの思い出

お盆と写真整理のすすめ
お盆は、亡き人の魂が帰ってくるとされる特別な時間
お盆が近づくと、心の奥が少し揺れるのは、私たちの心が日本独自の風習に刺激され、懐かしさに敏感になるからかもしれません。
ふるさとに帰省し、仏壇に手を合わせる。
久しぶりに顔を合わせる親戚と、たわいもない話に花が咲く。
そして、自然と話題は亡き人のことへと移っていきます。
誰かが押し入れから古いアルバムを持ち出すと、そこには、もう会えないはずの人の声が宿っています。忘れてかけていた表情や仕草もたくさん詰まっています。「この時、おじいちゃん、すごく嬉しそうだったよね」、「おばあちゃん、こんなに若かったんだ」、写真は言葉より雄弁です。でも気づけば、ページは外れかけ、セロハンは変色し、写真は黄ばみはじめ劣化している。「このままでは、いつか失われてしまうのではないか」そんな不安が、ふと胸をよぎります。
『おくってフォトブック』は、そうした大切な思い出を、やさしく整える写真整理サービスです。重くてかさばるアルバムから、選りすぐりの写真を選別し、すっきりコンパクトなフォトブックにまとめ直します。フォトブックに掲載する写真はすべてデータ化するため、遠く離れた家族ともスマホで思い出を共有することができます。
今日こうして生きている私たちが、亡くなった命から受けとれるものが、確かにあります。お盆は、亡き人を想う大切な節目。そして、今を生きる私たちが、家族の記憶を見つめなおす機会でもあります。今年の夏、ふるさとでアルバムをめくったなら、その懐かしい思い出を、「これから」に繋げてみませんか?

キャンプの思い出

夏休みと言えば、子どもたちとの思い出づくりに最高のシーズンです。
特に、海やキャンプは大人気。そこで、ここからは、とても印象に残っているお客様の写真整理をご紹介したいと思います。
今年の6月半ば、お父さんとお母さん、それに3人の娘さん、5人家族のファミリーヒストリーをまとめるご依頼をいただきました。ご主人は結婚される前はラグビー選手。そうラガーマンです。したがって、そのDNAを受け継いだ3人の娘さんは元気いっぱい。1991年6月の第1回家族キャンプからはじまり、7月の第2回家族キャンプでは、テントを購入。8月の頭には第3回家族キャンプ。第4回、第5回と、回を重ねるごとに本格的なアウトドア一家に成長し、大いにキャンプを楽しむ姿は見ている私たちまで元気をいただきました。
キャンプ地は常に川の傍を選ばれていて、入浴は清流。当然自炊で、料理も子どもたち自身が率先して行っています。写真を見ていて、キャンプって生きる力や生き方が学べる最高のステージだと改めて感じました。
焚き火の炎やマグカップを手に、空を見上げている写真。ご家族は一つの火を囲みながら、ただそこにいる幸せを噛みしめていたのではないか、と推察しました。テントの前で並ぶ子どもたち、火を囲む笑顔、朝焼けに染まる川面。35年以上も前の写真たちをまとめることで、かけがえのない夏がよみがえります。あのとき見上げた星空も、火を囲んだあたたかさも、ページをめくるたびによみがえってきます。キャンプの思い出は、非日常の中にある特別な記憶。でも、それが遠い記憶になってしまう前に、ちゃんとまとめて残しておくことは、家族みんなの未来への贈りものになります。あの時の子どもたちは、もう立派な大人になり、それぞれの道を歩み、それぞれ家庭を築いておられますが、あの夏の夜のように、家族で火を囲んだ思い出は、フォトブックの中でいつでも再会することができます。
『おくってフォトブック』は、ただ写真をまとめるだけではありません。思い出を整理し、再編集することで、時間の中に埋もれかけた心の火を、もう一度灯すことができます。キャンプの夜。炎のそばにあったのは、確かに家族のぬくもりでした。思い出が写真となり、フォトブックとして手元に戻ってきたとき、いつでもあの時のぬくもりに触れることができるのです。
みなさんのご家庭でも、決して無くしたくない思い出の瞬間があるはずです。さぁこの夏をきっかけに、『おくってフォトブック』で懐かしい写真の整理、はじめませんか?

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