あるお客様の写真整理のプロセスをご紹介(4回連載/その②)

目次
1.箱に詰めるまでが、いちばん不安だった
2.K様の想いを受け取る
箱に詰めるまでが、いちばん不安だった

大切な写真を、箱に詰めて送るまでが一番不安。
だからこそ、一枚一枚に想いを込めて準備されていました。
写真整理を「やろう」と決めたあと、K様が次に直面したのは、まったく別の不安でした。
この写真、本当に送って大丈夫だろうか…。
アルバムから剥がした写真は300枚以上。
そこには、亡きお母様の若い頃の姿、家族で笑っている何気ない日常、そして、お父様が何度も大切に見返してきた写真が含まれていました。
「もし、なくなったら…」「雑に扱われたらどうしよう…」写真整理サービスを検討する多くの方が、この“送る瞬間の不安”で手を止めてしまいます。
K様も同じでした。
だからこそ、写真をそのまま箱に入れるのではなく、一枚一枚に目を通し「父がとても大切にしている写真」「自分自身が特に好きな写真」には、付箋で丁寧に想いを書き添えてくださいました。
それは、要望というより「この写真たちを、どうか大切に扱ってください」というメッセージだったように思います。

箱を開けた瞬間、そこにあるのは写真だけではありません。
ご家族の記憶と気持ちを、一緒にお預かりします。

「この写真は父が大切にしています」付箋に書かれた一言が、編集のすべての指針になります。
K様の想いを受け取る
数日後。
当社に届いた箱を開封した瞬間、担当スタッフ全員は目を奪われました。
写真は、きれいに整理され、付箋には、やさしい文字で想いが綴られています。
・この写真は少し大きくしてほしい
・父がよく見ている写真です
・この写真は、母の新婚旅行のものです
写真そのものだけでなく、ご家族の気持ちごと預かっている、そう実感する瞬間です。
到着後すぐに、写真の枚数と状態を確認し、プランとお見積りをご案内しました。
「思っていたより早くて、ちゃんとしている」K様が最初に感じたのは、そんな安心感だったそうです。
写真整理は、単なる作業ではありません。「この人たちなら任せられるかどうか」その信頼が生まれるかどうかが、すべてです。
箱を閉じるまで不安だったK様は、箱が届いたあと、「ここなら大丈夫」と感じてくださいました。
次回は、いよいよフォトブックの“中身”がカタチになっていく工程。
「ただの整理」から「物語」へと変わる瞬間をご紹介します。
(第3回へ続きます)

