半世紀の時を超えて、大阪・関西万博

1.大阪・関西万博、まもなく開催!
2.万博の歴史
3.カラー写真の時代
4.昭和100年物語り

大阪・関西万博、まもなく開催!
1970年に日本初の万博として大阪万博が開催されてから55年。いよいよ4月13日より、ふたたび大阪の地で、大阪・関西万博が開かれます。『おくってフォトブック』では、お客様から送られて来た1970年に開催された大阪万博の写真を、これまでに沢山取り扱ってきました。1970年の万博と言えば、何といっても「太陽の塔」。あの圧倒的な存在感は、まさに万博のシンボル。「太陽の塔」をバックに撮った写真は、数えきれないほど見てきました。今回の万博も「太陽の塔」ように映える写真が撮れるといいのですが、大屋根が美しく撮れるスポットがあるかどうかが最大のポイントかも知れません。その大屋根が、ウレシイことに「世界最大の木造建築」としてギネス世界記録に認定されました。大屋根が表現するリングには、今回の万博の理念である「多様でありながら、ひとつ」という想いが込められていて、ギネス認定証授賞式では、設計した会場デザインプロデューサーの藤木氏は「世界の分断が加速しているが、それでもつながることができるというメッセージになってほしい」と挨拶されてしていました。「世界最大の木造建築」とギネス認定された大阪・関西万博の会場シンボルである大屋根。巨大な環状構造物のリングの外径は675m、1周2㎞、高さは最大20m。国産ヒノキ、スギと欧州産のアカマツ、合計約2万7千㎥が使用されているそうです。万博とは、「文明に必要なものを得るために、人類の活動を通じて達成された進歩や将来の展望を示す」イベント。そのため、これまでの万博は産業の発展や豊かな社会の実現に寄与してきたと言われています。はたして今回の万博は、「月の石」のような大人気パビリオンが登場するでしょうか?楽しみですね~。

万博の歴史
これまで日本では5回、万博が開催されています

①1970年:大阪万博(大阪)
 テーマ:人類の進歩と調和

②1975~1976年:沖縄国際海洋博覧会(沖縄) 
 テーマ:海―その望ましい未来

③1985年:国際科学技術博覧会/科学万博つくば`85
 テーマ:人間・居住・環境と科学技術

④1990年:国際花と緑の博覧会/花の万博、EXPO`90(大阪)
 テーマ:自然と人間との共生

⑤2005年:日本国際博覧会/愛知万博、愛・地球博(愛知)
 テーマ:自然の叡智

「あっ行った!」「写真が残ってる」って方も多いのでは?
今回の会場は大阪 夢洲で、期間は2025年4月13日~10月13日です。そして万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。
『おくってフォトブック』では、国内で開催されたすべての万博の写真を網羅すべく、鋭意奮闘中です(笑)。この機会に、懐かしい万博から最新の万博まで、写真をちゃんと整理しましょう。

カラー写真の時代
前回の大阪万博が開催された1970年には、写真界にも大きな変革がありました。“カラー写真時代の到来”です。大阪万博を契機に、一気に日本中にカラー写真が一般家庭に普及し始め、日本中の人々がその鮮やかな色彩に魅了されました。それまでの白黒の風景が、一瞬にして生き生きとした色彩で満たされたのです。例えば、青空を背にした「太陽の塔」や国際色豊かなパビリオンのカラフルな姿は、当時の人々にとっては新鮮な驚きだったでしょう。それまでの白黒写真では捉えきれなかったカラーならではの表現力が、人々の感動をより深いものにしました。

昭和100年物語り
昭和の夕焼け、家族で囲んだ食卓、遠足での笑顔。写真はただの記録ではなく、過ぎ去った日々の喜びを静かに思い出させてくれる宝物です。私たちは、昭和の写真を未来に残すお手伝いを通じて、お客様の心に幸福感をもたらし、次の世代への贈り物としてカタチにしていきたいと考えています。
「昭和100年」と「大阪・関西万博」という歴史的な節目を機に、ぜひ思い出の整理を始めてみませんか? 私たちは、フォトブックを通じて、家族の大切な記憶を未来へつなぐサポートを全力で続けてまいります。

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