「古き良き時代」の懐かしい話

目次
1.買い物客をご案内
2.写真整理をお手伝い
3.昭和100年物語り
買い物客をご案内

「上にまいりま~す…」
皆さん、「エレベーターガール」ってご存じですか?
昭和生まれの方は、もちろんご存じでしょうが、2000年以降の平成生まれの方はご存じないでしょうね~(笑)。
昨年のクリスマスイブに、地元岡山の新聞にこんな記事が載っていました。
エレベーター案内係“復活”
「上へ参ります」。かつて百貨店に行けば、穏やかな笑顔と上品な物腰で買い物客を歓迎し、希望階へ案内してくれる「エレベーターガール」がいた。近年は全国的に数を減らし、日本百貨店協会に加盟している中四国の20店舗では常設ゼロ。ただ、天満屋岡山店(岡山市北区表町)などでは、繁忙期のみエレベーター案内係として“復活”した姿を見ることができる。
とのことです。超懐かしいですね~。「エレベーターガール」と言えば、百貨店の花形でしたから、なんだか感慨もひとしおです。記事によると、1927年(大正2年)に県内で初めてエレベーターを導入した当初は、操作に特別な技術が必要だったため、お客様の安全のために案内係を配置したのがスタートだったそうです。その後近代化が進み、お客様でも簡単に希望階のボタンが押せるようになり、2007年ごろには次第に「エレベーターガール」の姿は見なくなることに…。ところがここに来て、車いすやベビーカーの利用者、高齢者の手助けができるという理由から、繁忙期限定ですが「エレベーターガール」が復活することになったそうです。記事にはエレベーターを利用したお客様の声も載っていて、「家族で来た昔を思い出して懐かしくなった。なにもかも自動化される今、人に案内してもらえるのはぜいたくで特別感がある」と、とてもご満足のよう。百貨店ならではのおもてなしというか、真骨頂と言えますね。かくいう私も当時の「エレベーターガール」を知っている世代なので、「なにもかも自動化される今、人に案内してもらえるのはぜいたくで特別感がある」という感想に共感するところがあります。
写真整理をお手伝い
「エレベーターガール」が買い物客を案内する係なら、『おくってフォトブック』は写真整理をお手伝いする係です。かつて百貨店の「エレベーターガール」が、お客様の願いを優雅に叶えてくれたように、『おくってフォトブック』はお客様の「こんな風にまとめたい」という想いをカタチにします。『おくってフォトブック』をご利用いただくお客様には、それぞれの物語があり、膨大なアルバムの中に眠る写真を整理するきっかけや目的も実に多様です。
例えば、
■子どもの成長記録をまとめる
「アルバムが増えすぎて、子どもの成長を1冊にまとめたいと思いました」
■両親へのプレゼント
「施設に入居する母に、昔の写真を見やすくまとめて持たせてあげたくて」
■終活の一環
「生前整理として、自分の人生を家族にきちんと残しておきたかったから」
■遺品整理
「亡き父の人生をちゃんとまとめて、後世に残したいと思いました」
■ルーツの証として
「故人である祖父母やご先祖様の写真を整理して、わが家のルーツとして大切にしたいと思いました」
■特別な日の贈り物
「結婚する娘に、家族の歴史をフォトブックにしてプレゼントしました」
■家族写真の復活
「両親が亡くなり、実家で見つけたアルバムを整理して、家族みんなで共有したいと思ったんです」
■引っ越しを機に
「引っ越しの準備をしていて、押入れの奥に鎮座していた大量のアルバムを整理しようと決心しました」
■子どもの独立で
「大学を卒業して巣立つ息子に、成長の記録をフォトブックにして持たせたくて」
■親族の集まりで
「お盆や年末年始の帰省で、家族みんなで写真を振り返ることが増えて」
■写真の劣化に気づいて
「アルバムを開いたら、古い写真が変色してしまっているのを見てショックを受けました」
■忙しい日々の中で
「忙しさにかまけて見返していなかった写真を、この機会に整理してちゃんと残したいと思ったんです」
■人生の振り返り
「銀婚式を迎えるにあたって、夫との思い出をフォトブックにまとめました」
■特別なプレゼント
「孫が生まれた娘夫婦に、私たちの家族の歴史を伝えるフォトブックを贈りました」
■卒業や進学を記念して
「卒業式の写真と小さい頃の思い出を一緒にまとめて、子どもにプレゼントしました」
■ペットとの思い出
「最愛のペットが天国へ旅立ち、その子の写真集を作りたくて」
このように、お客様の想いによって、どのように写真を整理するのかまとめ方はそれぞれ変わってきます。「なにもかも自動化される今、人の手で案内してもらえることの特別感」それは、写真整理にも通じるものがあります。『おくってフォトブック』では、お客様が大切に保管されてきたアルバムや紙焼き写真(プリント写真)をどのようにまとめたいのか丁寧にヒアリングし、希望や想いに寄り添った、世界でたったひとつのオンリーワンのフォトブックに仕上げます。
昭和100年物語り
そして今年は“昭和100年”の年でもあります。昭和は、家族が手を取り合い、愛と努力で築き上げた時代でした。そのアルバムの中に残された写真は、何気ない日常から特別な瞬間まで、すべてが家族の物語を紡ぐ大切な記録です。今、この“昭和100年”の節目に、その思い出を未来の家族への贈り物としてまとめてみませんか?フォトブックに込められた写真たちは、あなたが愛し、愛された証を静かに語り続けてくれます。一冊のフォトブックから始まる家族の新しい物語を、この機会にぜひ。ご依頼をお待ちしています。
2024年12月24日山陽新聞引用
