2025年の抱負について
目次
1.あけましておめでとうございます
2.想いを整理し、残すサービス
3.お客様からのお便り
4.映画には監督がいます
5.昭和100年物語り
あけましておめでとうございます
新年のご挨拶がすっかり遅くなってしまいましたが、やはりこの言葉から始めたく、改めてお伝えいたします。「本年もどうぞよろしくお願いします」。
私たち『おくってフォトブック』は、ただ単にアルバムを整理するだけのサービスではありません。それは、お客様の大切な思い出を「未来へ託す」仕事であると自負しています。
昔の分厚いアルバム、バラバラだったプリント写真―そこには、いつの時代も変わらぬ愛情や笑顔、温かな記憶が詰まっています。私たちは、お客様の心の中にある「この写真を残したい」「この思い出を届けたい」という想いをカタチにし、すっきりとしたフォトブックとデータに仕上げます。
2025年も、ひとつひとつの写真に込められた物語に向き合い、皆さまのお役に立てるよう、真摯に取り組んでまいります。思い出の整理が、心の整理につながりますように―。たくさんのご依頼をお待ちしております。
想いを整理し、残すサービス
昔の写真に添えられた手書きの文字には、心の温度があります。少し曲がった文字、消えかけたインク、そして日付の隣に添えられた短いコメント。そのすべてが、一瞬の感情を未来に残すタイムカプセルのようです。
『おくってフォトブック』は、写真とともにその温かみもデータ化し、未来へつなげることができます。たとえば、幼い頃に描いた家族の絵、手形や足形で示した命の証。そして、祖父母が残した思い出の手紙や古い記念のチケット。それらが一冊のフォトブックに凝縮されると、物ではなく「生きた記録」として息づきます。
写真整理は自己満足だけで終わらせるべきではありません。それは、次の世代に心を届ける行為であり、人と人をつなぐ架け橋です。写真も、言葉も、形もすべてを尊重し未来へつなげる。それが『おくってフォトブック』の使命です。
お客様からのお便り
『おくってフォトブック』では、お客様のご要望にお応えするため、ご依頼いただく際に、どのように写真をまとめたいのか伺います。
どなたか特定の方を主役にした写真集にするのか、家族全員の歴史をまとめるのか、お子さんの成長をまとめるのか、まとめたい対象や目的によって写真選別やレイアウト構成が変わってくるからです。
ここでは、あるお客様がアルバムや写真を送っていただく際に、同梱いただいたお便りをご紹介します。
我が家は、父母娘三人の五人家族でした。
父が転勤を伴う仕事の為、長野・名古屋・横浜・京都と住居を移動しながら、
笑ったり喧嘩したり、ありきたりな一般家庭ですが、今日まで幸せに生活させてもらっています。
母が脳梗塞で倒れて、以前のように生活することは難しくなりましたが、「笑う門には福来る」と思って過ごしています。
当たり前ですが、過去に戻りたくなることもたくさんあります。
そんな時に、昔は良かったな。でも、今もいいな。と前向きに、元気になれるアルバムが母の側にあったら嬉しいな、と思っています。
お力をお貸しいただけると幸いです。
不要かもしれませんが、我が家の簡単な家系図も記載しておきます。
フォトブックの到着とても楽しみにしています。
このお便りにより、五人家族であること、お母さんのために写真をまとめたいこと、などが分かりました。ただ、それだからと言って過剰にお母さんに配慮した写真選別にしてしまうとバランスの悪い仕上りになってしまいます。あくまでも家族の歴史、家族の軌跡をまとめる中で、少しお母さんの輝きに配慮するよう心掛けて、制作を進めました。
映画には監督がいます
一つひとつのシーンに込める意味、登場人物の表情、流れる時間の温度。
そのすべてを決めるのは、監督の「想い」です。
人生にも、映画と同じようにたくさんのシーンがあります。笑顔のあふれた日、泣きじゃくった夜、遠くに行く背中、つないだ手の温かさ。皆さんのアルバムには、そのシーンがぎゅっと詰まっています。だからこそ、物語の監督はお客様ご自身です。「この子の成長を物語にしよう」「お父さんの思い出をまとめて、孫へ繋ごう」「家族の軌跡を一冊にまとめて、未来に残そう」そのひとつひとつの「想い」をカタチにするために、『おくってフォトブック』は、あなたサポーターとして寄り添います。
ご紹介したお客様には、再編集したフォトブックのレイアウトをご確認いただき、お陰様ですぐにOKをいただくことができました。
お客様の大切な人への想いが、最も美しく輝くよう、写真の選び方に迷ったら一緒に考え、物語の構成に悩んだらアドバイスを届ける。お客様は監督であり、私たちはそのベストパートナー。アルバムに写っている人生のシーンをつなぎ、新しい物語が、コンパクトな一冊にまとまる瞬間、「よかった」と心から感じてもらえるように。お客様の想いを、あなたらしいカタチで未来へ残すお手伝いを。それが、『おくってフォトブック』の役割です。
昭和100年物語り
今年も新年を迎えふと思うのは、お正月に門松を立てる家が、昔と比べて随分減ったな~ということ。昭和の時代は、商売をしていたのでわが家でも小さな門松を飾っていました。いわゆる縁起物と呼ばれるものに関しては、それなりに伝統が守られていました。仕事柄お客様から送られてくる写真を拝見していても、昭和のお正月といえばお飾りに門松、鏡餅におせち料理、お雑煮にお屠蘇、初詣のシーンが満載です。時代の流れと共に縁起物の影が薄れていくのは、なんだか寂しい限りです。お正月に限らず、縁起物を大切にしていた昭和時代の写真は、いろんな意味で大切に残したいものです。
1960年代半ば、カメラの普及が広がり、多くの家庭に写真が溢れました。あれから約65年が経った今、押し入れの中にはかさばるアルバムや大量のプリント写真が眠っていませんか?
2025年は、「昭和100年」という記念すべき年です。この大きな節目の年は、昭和時代の写真を整理し、未来に残す絶好のタイミングです。
『おくってフォトブック』で、コンパクトなフォトブックとデータで数々の貴重なシーンをしっかり保存して、昭和の物語りを未来へつなぎましょう。