来年、2025年に“昭和100年”を迎えることについて。
目次
1.来年、激動の時代から100年を迎えます
2.写真整理は人類初の経験
3.着他点を決める
4.昭和100年に向けて
来年、激動の時代から100年を迎えます
皆さんご存じでしょうか、敗戦に打ちのめされた後に奇跡の復興を果たした激動の時代“昭和”が、来年、2025年に100年を迎えます。
1925年が昭和元年なので、“昭和100年”。
“昭和100年”は、日本の長い歴史の中でも特に象徴的な年です。
私たち『おくってフォトブック』は、この節目の年に、古いアルバムやプリント写真が語る歴史を、未来へと継承するための役割を担えることに誇りを感じています。
写真整理は人類初の経験
1960年代半ば、日本はドイツを抜いてカメラの製造世界一となりました。
これを契機として、カメラが一斉に一般家庭に普及しはじめます。
あれから約65年が経ち、当時20歳前後でカメラを手にした若者が現在80代です。青春時代に充実した日々を過ごし、多くの写真を撮っている方ほど、現在大量の写真を抱えて、その処遇に悩んでいます。
しかし、このような経験は、人類史上はじめての経験です。
江戸時代も、明治時代も、大正時代も、カメラは貴重で珍しいものだったので、一般家庭にたくさんの写真があふれることはありませんでした。
先述した通り、昭和40年(1965年)頃からカメラが普及し、約65年たった今、誰もが直面する問題です。
だから「大量の写真をどのようにしようか…」と、悩んで当然です。
大量の写真に対する悩みは、時代の変化とともに出現した新たな課題なのです。
着他点を決める
重くてかさばる古いアルバムや大量のプリント写真をどうすべきか…。
まずは、捨てるのか、残すのかを決めてください。
捨てると決めたのであれば、次に捨て方を考えましょう。
残すと決めたのであれば、次に残し方を考えましょう。
例えば、残し方にも大まかに5種類あります。
1.そのままの状態ですべて残す。
2.いい写真だけを選別して残し、その他は処分する
3.すべてをデータ化し、その後すべて処分する。
4.いい写真だけを選別してデータ化し、その後すべて処分する。
5.いい写真だけを選別して再編集したフォトブックを制作し、データ化も行い。その後、古い写真は処分する。
現在ご覧いただいている『おくってフォトブック』は5.に該当します(原本の写真の処分に関してはお客様に選択していただきます)。
重くてかさばる古いアルバムやプリント写真。
そのままにしておくと、次の世代に迷惑です。
なので処分してしまうのが一番手っ取り早いですが、ご先祖様の貴重な写真や両親の若い姿、自分自身の幼い頃に、子どもたちの成長する姿など、大切な家族の歴史を気軽にポイッする訳にはいきません。
そこで『おくってフォトブック』の出番です。
古い写真の整理でもっとも効率がいいのは、データ化です。
押し入れを占領していたアルバムが、あっという間に消えてしまいます。
ただアンケートによると、思い出をデータ化してしまうと、アルバムの時より思い出を振り返る機会が激減するそうです。
しかもデータは突然消えて無くなる危険性もあります。
データ化は物理的なメリットは絶大ですが、心理的な何かが欠けているのかも知れませんね。
それらを踏まえて『おくってフォトブック』では、懐かしい大量の写真の中から、残すべきいい写真を選別し、ダイジェストにまとめた、すっきりコンパクトなフォトブックとデータ、2つのカタチで大切な思い出を残す方法を推奨しています。
ふと思い出を振り返りたいと思った時、いつでもサッと手に取れるコンパクトなフォトブックと、半永久的に写真を保存することができるデータ。
2つのカタチで確実に思い出を残すことが、ご自身はもちろん、次の世代の方にとってもベストだと考えています。
昭和100年に向けて
昭和の時代から続く大切な思い出の中から残すべきものを残し受け継ぐことで、家族の絆を深め、次の世代には教示を与えてくれます。
『おくってフォトブック』は、「写真は家族の宝物」を胸に、昭和の貴重な記憶を未来に残すお手伝いをしたいと思っています。