6月1日「写真の日」に今村宮で執り行われた写真供養“お焚き上げ”に参列し、感じたこと。
目次
1.不思議と雨が降らない
2.インタビュー
3.1枚1枚に想いを込めて
不思議と雨が降らない
6月1日に今村宮で執り行われた写真供養には、『おくってフォトブック』から例年同様3名のスタッフが参列しました。
不安定な天候が続いていたので、お天気が心配されましたが、曇り空ではあったものの、今年も運よく雨にたたられることなく、無事執り行われました。
インタビュー
写真供養を求めて、県外から送られてくる写真が多くありますが、地元の人は写真を持ち込まれる方がおられます。
そんな方々に写真供養に対する想いを伺いました。
[60代ご夫婦]
■ダンボール箱2箱(古いアルバム20冊分の写真)
亡くなった両親の写真を供養するため、写真を持参されていました。
昔の写真なので、小さいサイズのプリント写真が多かったそうです。
最近になって、ようやく亡くなったご両親の写真の片付けを決心。
どのように片づけようかと考えたところ、ゴミに出すのは気が引けるし、シュレッダーにかけるのもどうかと思い、困っていたら写真供養をネットで知ったそうです。
ちょうどタイミングが良かったので、持って来られたそうです。
「困っていたので大変ありがたい」と話していただきました。
[80代男性]
■ダンボール箱いっぱいに詰まった、ポケットアルバム
「捨てよう、捨てようと思っていたけど、なかなか持って来られなかった」と、おっしゃっていました。ただお焚き上げするにはポケットアルバムから写真を取り出して、プリント写真だけの状態にしないといけないので、『おくってフォトブック』のスタッフも含め、関係者総出でポケットアルバムから写真を取り出すことに…。
写真撮影が趣味だった男性の写真には、美しい風景や家族との旅行写真、ペットの愛らしい写真がたくさんありました。
お焚き上げに間に合うよう、総出で大量のポケットアルバムからプリント写真を取り出している最中、時々男性が手を止めて名残惜しそうに写真を眺めていた様子がとても印象的でした。
[70代女性]
■紙袋に入れた写真300枚
数年前に奥さんが亡くなり、来年には岡山から引っ越すので、今回持って来られたそうです。
写真は家族みんなの写真で、残したい写真はデータ化しているそうです。
[40代女性]
■卒業アルバム5冊
家の片づけ中に卒業アルバムを見返したが、自分を見つけられず、そんなに大事ではないと思ったそうです。
[30代男性]
■古いアルバム10冊分の写真
祖母が亡くなり、自分以外に親戚で写真整理をする人がいないので、ネットで調べて持参したそうです。
[50代女性]
■古いアルバム5冊分の写真と大きいサイズの写真100枚
両親が亡くなり、母の遺言に書かれていた「家を借家にすること」、「写真を丁寧に扱うこと」を実行していると語ってくれました。
今回で3度目の参列だそうで、初回はネットで調べて知ったと、話していただきました。
1枚1枚に想いを込めて
お客様からお預かりしていた大量の写真を無事供養することができ、責務を果たすことができました。
そして、今年の写真供養でも、様々な方からお話を伺うことができました。
事情はそれぞれ違うものの、写真1枚1枚に写っている人や写真を撮った人の想いを敬い、自分が納得できるカタチで写真の処遇を決めたいという強い想いが伝わってきました。
家族の歴史やルーツが刻まれた写真。
写真の整理は心の整理とも言えます。
さらに、写真の整理の仕方に正解はなく、人それぞれです。
古いアルバムや懐かしい写真の整理に向き合おうと思われたら、『おくってフォトブック』にお声がけください。
しっかりお役に立てるよう、サポートさせていただきます。