二度目のご依頼も主人公は「おじいちゃんとおばあちゃん」。「母の日」・「父の日」の参考になるお話です。
目次
1.二人とも教育のプロ
2.まさに無償の愛
3.親孝行と祖父母孝行
4.貴重な思い出を残す
5.感動的なサプライズプレゼント
二人とも教育のプロ
今年の1月に「おじいちゃんとおばあちゃん」の写真整理をご依頼いただいたお客様から、再びご依頼をいただきました。
前回はおじいちゃんの幼少期から結婚前まで(写真487枚)と、同じくおばあちゃんの幼少期から結婚前まで(写真456枚)、そしてお二人の結婚から金婚式まで(写真81枚)を、3冊のフォトブックにまとめました。
おじいちゃんもおばあちゃんも教師をされていたので、学校行事関連や生徒さんとの写真がとても多くて、
・おばあちゃんがハード60ページ1冊(写真221枚+コメント41コ)。
・おじいちゃんがハード44ページ1冊(写真157枚+コメント44コ)。
・お二人の結婚式と新婚時代をハード20ページ1冊(写真67枚+コメント18コ)にまとめました。
1927年生まれのおじいちゃんと1926年生まれのおばあちゃん。
若々しいお二人が教師として逞しく成長していく姿と、当時の生徒たち、少年少女の姿や表情を眺めることで、昭和の息吹を直に感じることができました。
まさに無償の愛
永久保存版を目指してまとめた「おじいちゃんとおばあちゃん」の写真集。
2月に納品してまだ間もないのに、再びのご依頼…。
しかも今回も「おじいちゃんとおばあちゃん」の写真をまとめたい、とのこと…。
ん?と思いつつ、箱を開いて写真を拝見し、同梱されていたお手紙を読んで納得。
そこには「おじいちゃんとおばあちゃん、そして三人のお孫さんたち」との日々が、溢れんばかりに詰まっていました。
1982年、初孫となる長女の誕生からおばあちゃんは大活躍。
前回のご依頼で、教師として毎日忙しく働かれている姿を見ていたので、まさかプライベートでもこんなにお孫さんのお世話をしているなんて想像もできませんでした。産湯につけて、おしめを替えて、ミルクを飲ませて、ゲップを出させて、みんなのごはんの用意をして…などなど。
写真を拝見していると、どうやらおばあちゃんは太陽のような存在で、常にお孫さんに寄り添い、お孫さんの面白い表情やかわいい仕草を見て、心の底からハッピーに快活に笑うおばあちゃんの声が聞こえてきそうです。
おじいちゃんも子どもをのびのびと育てるプロフェッショナル。
その甲斐あってお孫さんも活発に成長。
「おじいちゃんおばあちゃん」が大好きな、おおらかで明るいお子さんに育っていきます。
1984年に待望の長男くんが誕生してからは、これまでにも増しておじいちゃんもおばあちゃんも大忙し。
家庭でもレジャー先でもお孫さんのお世話にてんやわんやされている状況が、
写っていて、見ている私たちまでニコやかな気分に。
1987年には、次男くんが誕生。
三人のお孫さんは、両親と「おじいちゃんおばあちゃん」、4人の愛情をたっぷり注がれてスクスクと育っていきます。
親孝行と祖父母孝行
今回のご依頼では、1982年10月からはじまり、2015年10月までの写真、合計で972枚の写真が送られてきました。
前述の通り、最初のお孫さん誕生から長男・次男さんの結婚式、そしておじいちゃんの米寿のお祝いまでの写真の中から“いい写真”を選別し、ハードタイプ60ページ(約300枚写真掲載)1冊にまとめます。
このお客様の場合、通常サイズのアルバムは3冊だけで、残りは32冊のポケットアルバムに写真が納められていました。
たぶんおばあちゃんがまとめられていたのか、32冊のポケットアルバムの表紙に○年○月○日、「七五三」「運動会」「沖縄旅行」など、イベントと日付がマジックで書かれていています。
当然のことですが、お客様に写真整理のお見積りを提示するために、35冊のアルバムに収められている写真を1枚1枚数え、時系列に乱れがないか写真内容を確認するのですが、972枚すべての写真が、見事なまでに三人のお孫さんが主役の写真です。
こんなケースは稀で、「おじいちゃんとおばあちゃん」が主役の写真は、金婚式のお祝いの時と、おじいちゃんの米寿のお祝いの写真だけです。
その他は三人のお孫さんの誰かが主役で、それぞれのお孫さんに寄り添い、見守るカタチで「おじいちゃんとおばあちゃん」は写っています。
写真を拝見していて、「おじいちゃんとおばあちゃん」の愛情の深さがじ~んと胸に沁みてきました。
赤の他人の私が写真を見てそう感じるのだから、当事者である三人のお孫さんが「おじいちゃんとおばあちゃん」に抱く感謝の想いは相当なもので、特に一番上のお姉ちゃんは、大きくなってからは、それまでの恩を倍返しするかのように「おじいちゃんおばあちゃん」とプチ旅行を楽しむ姿が溢れています。
三人のお孫さんが入れ代わり立ち代わり、高齢になった「おじいちゃんおばあちゃん」を元気づけようようと、幼い頃と立場を逆転してお二人に寄り添い笑っている写真が満載です。
楽しい笑いとうれしい笑い、そして安堵の笑い。
家族写真には心温まるものがあります。
今回このお客様の写真整理をお手伝いさせていただくことにより、つくづく写真は家族史を綴る重要なツールなんだと感じました。
貴重な思い出を残す
写真は大切な瞬間を捉え、それらをまとめることでドキュメンタリーな家族史を形成します。それぞれが生きた証でもある写真を整理すると、世代を超えて必ず語り継がれる存在となることでしょう。
ただ残念なことに、多くの写真が整理されないまま放置されていたり、もっと悪いケースでは“断捨離”という名の下で思慮されることなく捨てられています。
写真を全部残す必要はありませんが、残すべき写真は残すべきだと私たちは考えています。
“過去の記憶が未来へつなげる…”
感動的なサプライズプレゼント
写真整理をどうしようかと悩んでいる方、両親の写真をちゃんと整理してキレイにまとめてあげると、きっと喜んでいただけるハズです。
もうすぐ「母の日」や「父の日」がやって来ます。
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私たちがしっかりサポートさせていただきますので、安心して『おくってフォトブック』におまかせください。
ご用命、ココロよりお待ちしています。