思い出を大切にして、フォトブックに再編集することで、家族の心が強くつながることを語っています。
以前エピソードで取り上げたお客様から、再びご依頼いただきました。
前回はご自身が築いたご家族の思い出が詰まった24冊のアルバムを再編集し、すっきりコンパクトなフォトブック18冊にまとめるご依頼でした(ソフトタイプ36ページ)。原本となるアルバムには、工夫を凝らしつつ丁寧に写真が貼られていて、イベントごとにコメントやイラスト、資料がぬかりなく添えられています。これぞ家族アルバムのお手本と呼べる出来栄えで、すっかり感心させられたので強烈に記憶に残っています。
納品後のアンケートには「今まで写真をDVDに整理していましたが、みんなで一緒に見たり、思い出を振り返ったり、時代を比較するには、やっぱり紙の方が良いと思いました。アルバムをそのまま置いておくと、茶色く変色したり、ポロボロに風化してしまうので、思い切って整理してよかったと思います。」と書かれていて、まさに私たちが目指している理想的な感想をいただき心から嬉しかったです。
しみじみと思い出を振り返るには、ページをめくりながら写真の感想を語り合える冊子がやっぱりいいですよね。さらにデータも保存しておくと、思い出を半永久的に残せるので安心です。 今回のご依頼は、ご自身の古いアルバムが1冊とお孫さんと過ごした日々が納められたアルバムが14冊、計15冊のアルバムの再編集です。前回同様、今回のアルバムも写真だけでなく、コメントや資料が充実していて、見事。原本を超える仕上がりを目指して、緊張感を持って取り組まなければなりません。
今朝のNHK朝ドラで言ってたセリフですが「不安な事も不運な事もきっとある、でも人生を恐れないでください。人生は幸せになろうとする道のりです。明日は今日よりもきっと幸せになれる、その信念を持ち続ける勇気を思い出が支えてくれると私は信じています…。」この言葉が心に刺さりました。
思い出を大切にして残すことで、家族の心と心はずっとずっと強くつながるのでしょうね。今回もご依頼いただいたお客様の期待にしっかり応えられるよう、ベストを尽くしたいと思います。