写真整理を行う際は、お客様がプロデューサーであり監督であることを伝えています。
「おくってフォトブック」をご利用いただくお客様は、みなさん新しくまとめるフォトブックのプロデューサーであり監督です。私たちはお客様の考えや想いを聞いて、ご希望に合った仕上がりを目指してお手伝いさせていただきます。したがって、「おくってフォトブック」の“べすとフォトあるばむ”がどんな内容、作品に仕上がるかは、お客様次第です。とは言いつつも、私たちもプロとして恥ずかしくない技術とクオリティーでお応えしますが、最終的なコンセプトはお客様の胸に秘められており、お客様の想いがそのままカタチになると言っても過言ではありません。
そこで大切なのが、なぜ写真を整理してまとめようと思ったのかその理由ときっかけです。新しく再編集する“べすとフォトあるばむ”の仕上がりは、最初のこの段階が大きなポイントとなります。お客様の“こんな風にしたい”のこんな風を詳しくお聞きすることが重要です。
目的が明確なお客様は写真を送っていただく際に、ご要望を記入したお手紙やメモを同封していただいています。
〇変な写りの悪いものは、ばっさりカットしてください。
〇仕上がりは、あまりブ厚くない方が良いです。
〇120枚付箋を貼って選んでいます。
〇最初の写真は結婚式の写真を使用してください。
〇七五三の写真は大きく扱ってください。
〇念願の新居を建てた頃の写真です。
〇子どもたちの成長を残したいと思いました。
〇アルバムの返却は不要です。お焚き上げお願いします。
このようなリクエストをお客様からいただき、もっと詳しいご要望が必要だと判断した場合には、こちらからお客様に質問させていただき、満足していただけるフォトブックの制作とデータにまとめることを目指しています。
納品後にお客様から、『亡き父を中心に紡いできた幸せな家族の情景を1冊に収めることができて感動しました。工程のやり取りも大変丁寧に対応していただきました。心より感謝申し上げます。』 『デジタル化も考えましたがデスクに座って画面を開くより、部屋の片隅にアルバムがある方が見る機会は多いかと思いました。大変満足しています。ありがとうございました。』このようなお言葉をいただくと、心の底から充実感で満たされます。