写真整理を行う際の、デジタル写真とプリント写真の違いをご紹介。

ここでいきなり問題です。「おくってフォトブック」に送っていただくデジタル写真データとプリント写真の一番大きな違いはなんでしょう?
答えは、プリント写真が貼られたアルバムやポケットアルバムの場合、写真の流れを眺めていると、写真を整理、まとめた方の想いが目に見えて伝わってきますが、デジタル写真データの場合はランダムで送られてくることがあり、写真に写っているシーンやシチュエーションの関連性を想像するのが難しいことがあります。

そこで大切になってくるのがお客様の要望をしっかり確認することです。「なぜフォトブックにまとめようと思ったのか」「誰が主人公なのか」「絶対に残したい写真はどれか」など、できればエピソードも含めて確認させていただくことで、1枚1枚の写真の意味を理解し、お客様の想いに寄り添ったフォトブックに仕上げることができます。要するにお客様の要望をしっかり聞くことが、最終的にフォトブックの出来栄えを大きく左右します。

写真には過去の思い出を想起させる力があるので、たとえ写りの悪い写真でも、その瞬間を共有した人が見れば、瞬時にそのシーンがよみがえります。これはデジタル写真データもプリント写真も同じで、写真は写りの良し悪しだけでなく、何を捉えているかが大切。写りが悪くても、思い出として貴重な写真があるので、お客様の想いをしっかり確認し、思い出のシーンに取りこぼしがないよう常に心がけることが大切です。

デジタル写真データを送っていただくお客様の傾向としては、デジタルだけに当然のことながら近年の出来事をまとめたいとご依頼をいただくことが多いです。中でもサプライズプレゼントにご利用される方が多く。
私たちも、フォトブックを受け取った方の驚きと喜びの顔を想像しながら制作させてもらっています。

納品後にお客様から「サプライズ成功しました。」「とっても喜んでました。」などと報告をいただくと、私たちまで思わずガッツポーズをしてしまいます。デジタル写真データでも古いプリント写真でも、写真を大事にすることは、写っている人を大事にすることに繋がるような気がします。

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