
フォトブックづくりに携わる中で感じた
様々なエピソードをご紹介します。
写真整理方法やフォトブックづくりで迷ったら、
こちらのエピソードを参考にしてみてください。
読みたい記事カテゴリーを選ぶ
・Instagram投稿 ・お客様の声 ・ご依頼内容 ・ご提案 ・ご自身の写真整理 ・ご要望に対応 ・デジタル写真整理 ・プリント写真整理 ・ペットの写真整理 ・メイキング ・ランキング ・写真供養お焚き上げ ・写真整理の大切さ ・写真選別AI「AQUEM(アクエム)」 ・子どもの写真整理 ・家族の写真整理 ・手書きのコメント ・旅行写真 ・終活の一環 ・結婚式 ・親の写真整理 ・遺品整理
新着記事
- それぞれの家族のストーリー
目次
1.1000億枚の写真の行方
2.どんな気持ちで撮ったのか
3.お客様の声1000億枚の写真の行方
日本の家庭には、数えきれないほどのアルバムやプリント写真が存在しています。とりわけ昭和から平成にかけて、日本は写真文化が花開いた時代でした。フジフイルムが現像した写真の枚数は1000億枚に達するともいわれています。また、1978年に発売がスタートしたナカバヤシのフエルアルバムは、これまでに累計で約2億冊以上が販売されたともいわれています。驚異的な数字ですが、この中には、結婚式の一瞬、赤ちゃんの誕生、初めての家族旅行、そして子どもの成長記録など、かけがえのない数々の瞬間が詰まっています。
しかし、その一方で、「大量の写真をどう整理していいかわからない」「膨大すぎて手をつけられない」という声もよく耳にします。写真の山を見るたび、心の中で「いつかやらなきゃ」と思いつつ、その“いつか”がなかなか訪れないのが現実ではないでしょうか。
写真整理を代行する『おくってフォトブック』は、そんな“いつか”を「今」に変えるお手伝いをしています。私たちが手がける写真整理は、ただ物理的にまとめるだけでなく、お客様の想いをしっかりと汲み取り、ちゃんと整理し、見やすくてまとまった、すっきりコンパクトなフォトブックというカタチで未来に残します。それは、単なる記録の整理ではなく、「心の整理」を目指しています。
お一人では手に負えないないと、写真整理に悩んでいる方、どうぞ安心してください。思い出整理をしっかりと代行する私たちにお任せください。ご一緒に、あなたの大切な時間を未来へつなぎましょう。どんな気持ちで撮ったのか
日々お客様から送られてくる大量の写真と向き合っていると、写っている画像だけでなく、その時の背景というかストーリーまでも見えてくるようになります。この写真は、どんな気持ちで撮ったのか…、誰のために撮ったのか…、写真はしゃべってくれないので真実は分かりませんが、勝手にたくさんのことを想像して、じ~んとなることが頻繁にあります。お子さんたちは写真を見て純粋に「かわいい~」、「大きくなった」などと言っていますが、その写真は、お父さんやあ母さんが将来成長した君たちに見せようと思って撮ったもの。年を重ねて、お父さんやお母さんが自分たちの成長する姿を大切に残してくれたことに気が付いて、深い愛情を実感するのです。写真にはそこに写っている人だけでなく、シャッターを切った人の想いが宿っています。また、懐かしい七五三の写真。着飾った小さな主人公に目を奪われがちですが、あの時のお父さんやお母さんもとても嬉しそうで幸せな笑顔をしています。それを発見して心が温かくなる。つまり、懐かしい写真と向き合っていると、自然と想像力と愛情と感謝の念が湧いてくるから不思議なのです。お客様の声
ここで、お客様からいただいたメッセージをご紹介します。アルバム(フォトブック)は、イメージ通りの我が家だけの家族の物語が見える、
唯一無二のアルバム(フォトブック)になりました。
父母の若い頃の白黒写真から、私の幼い頃のセピア色。
成長していく自分と、成長していく子どもたちまで見渡すことが出来、宝物をいつでも見やすい形にする事ができました。
こんな風に遠い場所から様々な家庭の人生の物語に触れるお仕事もあるのだと、感動しました。
お写真でお困りの方とお会いした際には、ぜひ紹介させて頂きますね。なんとも、ありがたいお言葉をいただき、恐れ多い限りです。
消えてしまうと、二度と取り戻すことができない写真。将来のことを考えて、大切な写真をまとめようと整理をはじめたものの、実際はご本人が一番感激していたというケースも多くあります。これぞ写真整理が及ぼす幸福効果。ご自身はもちろん、次世代のために貴重な写真を残す作業は、手間と時間がかかる大変な作業ですが、いつの日か必ず誰かに感謝される時が来ると思います。それは、写真が幸せだったことを気づかせてくれる最高のアイテムだから…。
ご依頼いただいたお客様に満足感をお届けできるよう、しっかりサポートさせていただきますので、私たちと一緒にオンリーワンの写真整理をはじめましょう。 - 終活の一環としての写真整理
目次
1.あらゆる記憶を、永遠の宝物に
2.遺品整理の一環として
3.生前整理の一環として
4.昭和100年物語りあらゆる記憶を、永遠の宝物に
『おくってフォトブック』は、お客様の大切な写真を整理し、ハイライトシーンをまとめ、すっきりコンパクトなフォトブックとして再構築することで、家族の記憶を新しいカタチで残すお手伝いをしています。お客様からは、結婚式や子どもの成人式、ペットの成長記録、さらには祖父母の若い頃の写真まで、多岐にわたる写真が送られてきます。これらの写真は、ただの画像ではなく、その家族の歴史や絆の証としての重要な価値を持っています。遺品整理の一環として
写真整理をご依頼いただく中でも、特に気合が入るのは亡くなった方の写真を整理する時です。一説によると、遺品整理の際に残される写真は、平均して約6,000枚に達することがあるとされています。そこで多くのお客様が、親御さんや祖父母の遺品整理の一環として、写真整理を『おくってフォトブック』にお任せいただいています。亡くなった方の写真を整理することは、その方の人生の物語を慈しみながら故人を敬う尊い行為であり、遺族にとって心の支えとなります。
たとえば、故人の若かりし頃の写真や家族との大切な瞬間をフォトブックに再構成することで、故人の思い出が色鮮やかによみがえります。
遺品整理に特化した『おくってフォトブック』のサービスは、故人の生前の思い出を見えるカタチとして後世に継承する最適な方法だと考えています。お客様からは、「故人の写真を整理することで心の整理ができ、故人とのお別れができた」という声を数多く頂戴しています。故人の写真も、家族の笑顔の瞬間も、全てが貴重な時間の断片。それらを集めてフォトブックに再編集することで、単に遺品としてではなく、そこに存在した、生きた証として後世に受け継ぐことができます。フォトブックを開くたびに、失われたはずの時間が、手のひらの上で息を吹き返します。これぞ、写真が未来へと語りかける力。『おくってフォトブック』は、その力を信じ、一枚の写真に込められた無限の価値を大切にしながら、それを未来につなげるお手伝いをします。
完成したフォトブックをお客様にお届けした際、ありがたいことにその喜びや感動が私たちにも伝わってくるときがあります。「フォトブックをつくってから家族が集まることが増えた」、「子どもたちが自分のルーツを知るきっかけになった」といった声を聞くことが、私たちの最大の喜びです。生前整理の一環として
写真は生涯を通じて蓄積される大切な記録です。したがって、生前整理を行う多くの方が、どの写真を残すべきかという選択に悩まされます。
生前整理において写真整理は、心理的なハードルが高い作業の一つのようです。そこで、『おくってフォトブック』では、その選択をサポートし、写真それぞれの物語を大切にしながら整理を進めます。整理された写真は、ハイライトシーンが凝縮されたフォトブックとして新しいカタチで家族に受け継がれ、魅力満載の思い出は未来へのメッセージとなります。
生前整理は、未来に向けての大切な一歩だと思います。整理することで見つかる過去の宝物が、今後の人生を支え、豊かにしてくれます。「有限を意識することは、『大切な今を無駄にしないで生きよう』という心構えにつながり、人生を豊かにするーー」そんな言葉を聞いたことがあります。その通りだと思います。『おくってフォトブック』で、これまでの人生をしっかりまとめて、少し身軽になって、新たなる人生の旅を引き続き歩みはじめましょう。 - なんと!『おくってフォトブック』がヒカリエに出展!! さらに、「新生活応援キャンペーンもスタート!!
目次
1.春爛漫、新たな扉を開く
2.春うらら 写真整理の方法
3.新生活応援キャンペーンのご案内
4.昭和100年物語り春爛漫、新たな扉を開く
春は新しい生活のはじまりの季節です。最先端情報が集中する東京渋谷。その渋谷ヒカリエで本日より開催される上質なファッションとライフスタイルの雑貨が集うPLUG IN展示会に、『おくってフォトブック』が出展します。この展示会は、ファッションの最前線を行くイベントですが、「何故『おくってフォトブック』がそこに?」と首を傾げる方も多いことでしょう。ヒカリエの展示会に『おくってフォトブック』が出展することは、ちょっとしたカルチャーショックかもしれません。華やかなファッションに囲まれた中で『おくってフォトブック』のブースがどう映るのか…? 少し場違い…!? いえいえ、少しどころか完璧なミスマッチです。でも安心してください。自覚しています。居並ぶ洗練されたファッションブースに囲まれて、開き直って堂々と古いアルバムや大量のプリント写真をまとめるサービスを紹介したいと思います(笑)。
しかし、古い写真を整理整頓し、新しいフォトブックに変身させる写真整理サービスは、ファッションで例えると、“ファッションリメイク”。古いジーンズをリサイクルして新しいデニムバッグを作るのと同じ精神です。だから、私たちは自信を持って、写真をちゃんと整理しまとめることで、懐かしい写真たちがどれほどの魅力を放つことができるのかをしっかり紹介したいと思います。古い写真も新しいアクセサリーと同様、再び輝きを放つことを伝えたいですね。会場に足を運んでいただいた来場者の一人でも多くの方に、写真整理の大切さをご理解いただけるよう、頑張りま~す。4月9日~11日までの3日間、ヒカリエ9Fに居ますので、お近くにお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。そして、励ましてください。心よりお待ちしています。春うらら 写真整理の方法
春。卒業や引っ越し、転職などで、新しい環境へ踏み出すこの時期。そんな節目のタイミングで、久しぶりにアルバムを開くと、思い出の中に、たくさんの「声」が詰まっていることに気づきます。懐かしい家族の笑い声。遠くにいる人のやさしいまなざし。過ぎ去った日々が、写真の中で語りかけてきます。でも、もしその声を誰にも伝えられなかったら?もし大切な思い出が、しまい込まれたままだったら…?『おくってフォトブック』は、そんな「思い出の声」をもう一度聞こえる状態にするお手伝いをします。「アルバムが多すぎて、どこから手をつけていいかわからない」「思い出を誰かに伝えるために、今のうちに整理しておきたい」そう感じたら、この機会に写真をまとめて、新しいカタチにまとめませんか? すっきりコンパクトなフォトブックなら、手に取るたびに「思い出の声」が聞こえてきます。新生活応援キャンペーンのご案内
そこで、4月9日~15日までの1週間限定で、「春の新生活応援キャンペーン」がスタートします。この期間にご注文いただくと、古いアルバムやプリント写真を『おくってフォトブック』へ送料無料でお送りいただけます。
春は、新しい生活がスタートする季節。この晴れやかな節目に、これまでの思い出をちゃんとまとめて、新たな思い出づくりに備えてみてはいかがでしょう。「写真整理ってどうすればいいの?」と迷っておられる方は、気軽に『おくってフォトブック』にお声がけください。お客様のご要望に合った写真整理をご提案、手に取る度に心が励まされるようなステキな写真集にまとめます。古くて重くてかさばるアルバムや散らばった写真をそのままにしておくのではなく、新年度らしくちゃんと整理して、新生活をはじめませんか?■キャンペーンご案内ページはこちら
■キャンペーン期間:4月9日~4月15日
■特典:送料無料(事前のご連絡が必要です)昭和100年物語り
最近、「昭和100年」という言葉をよく耳にするようになりました。特にテレビ番組では、「昭和100年、懐かしのヒットソング」などというタイトルの特番が多く放送されています。昭和という時代は、日本の歴史において忘れがたい特別な時代です。戦争の苦難を乗り越え、経済の奇跡的な復興を果たし、私たちの現在を築いた時代。「昭和100年」という記念すべき今年、あの時代の写真に込められた記憶を振り返り、未来へつなぐべき宝物を整理する好機です。
写真整理は単なる片付けではありません。それは、自分のルーツを見つめ直し、家族の歴史を未来へと受け渡す尊い作業です。『おくってフォトブック』では、膨大な写真の中から「残すべき写真」を選び出し、すっきりとしたフォトブックとデータとして保存します。このプロセスを通じて、家族の絆はより深まり、未来の世代にとっても大切な教えを残すことができます。
「昭和100年」という節目の年に、アルバムの整理を通じて家族の宝物を未来に届ける一歩を踏み出してみませんか?あなたの思い出をカタチにするお手伝いを、『おくってフォトブック』が誠心誠意サポートいたします。 - 『おくってフォトブック』に写真整理をご依頼いただくケースを紹介
目次
1.写真整理方法について
2.親の遺品整理
3.終活の一環
4.子どもの成長記録
5.写真の保存・軽量化
6.特別なプレゼントとして
7.ちゃんと残して、すっきり片付けよう写真整理方法について
2025年は昭和元年から数えて「昭和100年」にあたる年です。昭和の思い出がたくさんある方も、平成生まれで昭和を経験していない方も、あらためて「昭和」という時代を振り返る良いタイミングになるのではないでしょうか。
今回は、これまで『おくってフォトブック』をご利用いただいたお客様のご感想から、5つのジャンル分けて、それぞれの写真整理方法を紹介します。親の遺品整理
●「母が残したアルバムを手に取るたびに、整理する勇気が出ませんでした。『おくってフォトブック』にお願いして本当に良かったです。大量の写真が美しく整理され、母の一生がぎゅっと詰まったフォトブックを手に、家族で涙が止まらなかったです。これで心置きなく家の整理が進められます。」
●「父が亡くなり、遺された山のような写真たち。どう整理していいか分からず途方に暮れていましたが、『おくってフォトブック』のおかげで、思い出が美しいフォトブックに生まれ変わりました。これからは、父との思い出をいつでも手軽に振り返ることができます。」終活の一環
●「大量の写真を残して、子どもたちに負担をかけたくない一心で『おくってフォトブック』に写真整理を依頼しました。送った写真は、まるで時間を超えて若かりし日々と再会したよう。子どもたちには、この軽やかなフォトブックを残せることが何よりの安心です。」
●「これまでの人生で撮りためた写真を、終活の一環として整理。『おくってフォトブック』のプロフェッショナルな手によって、散らばっていた数千枚の写真が、軽くて見やすいフォトブックへと変身しました。データも残せたし、自分の足跡をこんなカタチで後世に残せるなんて、心から感謝しています。」子どもの成長記録
●「息子が生まれてからの20年間の写真を『おくってフォトブック』で1冊にまとめました。これまでの成長が一目でわかるフォトブックを手にしたとき、家族みんなで感動しました。子どもの成長をこんなカタチで残せて、本当によかったです。」
●「娘の幼少期から大学卒業まで、大切な瞬間を『おくってフォトブック』で一冊にまとめてもらいました。ページをめくるごとに色褪せない思い出がよみがえります。家族の宝物がまた一つ増えたようで、心から感謝しています。」写真の保存・軽量化
●「我が家のアルバムが場所を取ることに頭を悩ませていましたが、『おくってフォトブック』のおかげでスッキリ! 重たいアルバムが軽くて丈夫なフォトブックに生まれ変わり、保管も簡単に。これで家の中もすっきりしました。」
●「古びたアルバムの写真たちを、『おくってフォトブック』で新しく保存し直しました。劣化の心配がなくなり、場所も取らないので、これからは気軽に写真を楽しめます。フォトブックのクオリティの高さにも感動しました。」
●こんにちは本日届きました。母と二人で拝見させていただきました。気持ちがあたたかくなるような思い出のフォトブックにしてくださりありがとうございます。母も「やってよかったね」って昔を懐かしんでおりました。アルバム20冊が2冊に手軽になって、すぐみられるのもいいです。お願いしてよかったです。本当にありがとうございました。感謝を込めて。特別なプレゼントとして
●「祖父母の金婚式の記念に、サプライズプレゼントとして『おくってフォトブック』で特別なフォトブックを作成しました。過去の写真と新しい写真が融合した一冊は、まさに家族の歴史を物語っています。祖父母も大変喜んでくれて、家族の絆がさらに深まったような気がしました。カラー化してもらった3枚の写真、若い祖父母を見て、より一層親近感が高まりました。」
●「子どもが成人を迎え、その記念に『おくってフォトブック』でフォトブックを作りました。一生の思い出に残る日の写真をちゃんと残せたこと、そして手軽に見返せるのが本当に嬉しいです。これからも家族の大切なイベントごとに利用したいと思います。」ちゃんと残して、すっきり片付けよう
親御さんの若き日の笑顔、子どもの成長する姿、そしてペットとの愛しい時間など…。そのどれもが、単なる写真ではなく、心を揺さぶる大切なストーリー。『おくってフォトブック』は、これらのストーリーを「見えるカタチ」にまとめ直し、フォトブックとデータとしてお届けします。終活や遺品整理という枠を超え、家族の絆を深める作業へ。施設に入る親御さんへのプレゼントや、未来の家族への愛情の証として。この特別な時間を、私たちは全力でサポートします。「記憶をカタチに、想いを未来に」。それが、写真整理サービス『おくってフォトブック』です。 - アナログ写真のデータ化について
目次
1.データ化のこだわり
2.モノクロ写真のカラー化
3.データ化の盲点
4.フォトブック vs. データ 写真を見る機会に与える影響
5.スタートの春データ化のこだわり
大量のアルバムや紙焼き写真(プリント写真)を、すっきりコンパクトなフォトブックにまとめる『おくってフォトブック』。山のようにあるアナログ写真の中から“残すべきいい写真”を厳選し、ハイライトシーンが凝縮された、ダイジェストなフォトブックに仕上げるには、データ化が大切です。『おくってフォトブック』で実施するアナログ写真のデータ化プロセスは、お客様の貴重な思い出を最高の品質で保存するために重要な工程。どのようにデータ化するのかによって、フォトブックの仕上りだけでなく、永久保存版となるデータの品質が左右されます。今回は『おくってフォトブック』のアナログ写真のデータ化について、こだわりポイントごとにその理由と重要性を詳しく説明します。
こだわり①アルバムのフィルムの扱い
フィルムアルバムはシワになっているものが多く、フィルムをめくり、写真を慎重に剥がして1枚1枚丁寧にデータ化を行います。アルバムから写真が剥がせない場合は、大型のマシン、もしくは複写にてデータ化を行います。こだわり②ホコリや汚れの除去
データ化のプロセス中にホコリや汚れを、できる限り除去します。写真の画像内に最初からゴミやヨゴレ、傷などが入っていて目立つ場合(特に顔にあるもの)は、修正を施します。こだわり③反りや歪みのチェック
データ化の際には反りや歪みがないかを厳密にチェックし、問題があれば即座に再度データ化を行います。こだわり④修正作業
データチェックの際、ゴミや傷を発見した場合は、丁寧に修正を行います。また、モニターで拡大して見ないと分からないことですが、白フチが付いている昭和時代の紙焼き写真(プリント写真)の中には、平行や垂直がズレているものがあるので、ズレている画像は平行・垂直を正しく修正します。こだわり⑤記念写真の修正
額に入れられた大判の写真や、結婚式、七五三などの写真は、特別な思い出の写真なので、細部まできれいに見えるよう配慮しています。こだわり⑥明るさとシャープネスの調整
全体的に写真の明るさを調整し、シャープにすることで、写真のディテールを際立たせ、視覚的な魅力を向上させます。こだわり⑦解像度の調整
表紙などに大きく使う写真は、高解像度でデータ化を行い、高品質の印刷が可能になるようにします。こだわり⑧色味の調整
昔のモノクロ写真の中には青く反射してしまうものがあるので、それらの問題を解決するために、色味を調整し自然な見た目に修正します。こだわり⑨写真の切り抜き
写真を切り抜く際には、経年劣化やデータ化する際の歪みを考慮して、若干内側を切り抜きます(モニターで拡大表示しての作業なので、普通に見るだけでは分からない程、細微な作業)。これにより、写真のフレームが整い、見栄えが良くなります。こだわり⑩白いフチの取り扱い
古い写真の特徴である白いフチは、少しでも画像を大きく表現するためカットしますが、集合写真をはじめ、白フチ内に日付や観光地名、イベント名など、思い出の想起に役立つ大切な文字が記載されている場合は、残すようにしています。こだわり⑪コメントのデータ化
『おくってフォトブック』の特長の1つであるコメントのデータ化については、
写真と同時にデータ化し、ミスなく正確に写真と紐づけるよう作業を行っています。以上のように、『おくってフォトブック』のアナログ写真のデータ化サービスは、ただの写真保存以上の価値を提供します。時間とともに劣化する写真をデジタル化し、色あせることなく、永続的に保存可能な形式に変換することで、お客様の思い出はカタチを変えてもその鮮明さを失わず、未来へと受け継がれます。
モノクロ写真のカラー化
『おくってフォトブック』に写真整理をご依頼いただくお客様の中には、ご両親の若い頃をはじめ、ご先祖様の写真のカラー化を要望される方がおられます。
カラー化することで、ただの古びた写真が生き生きとしたストーリーを語りはじめます。どこか非現実的だったモノクロの世界がカラーになることで、人々の服装やその時代の風景が現実のものとして感じられ、視覚的な詳細が感情的なつながりを生み出し、まるで写真の中の人々の表情や背景の色が、その時の気持ちや空気感を教えてくれるかのように変化します。ただ色を加えただけなのに、とても不思議な現象で、モノクロ写真は新たな命を得たように、過去と現在との対話が始まります。カラー化は、写真に新しい次元を加え、過去の人々や場所に現代の私たちが触れることを可能にします。このプロセスを通じて、私たちは祖父母が若かった頃の日常や、親が子供だった頃の色彩を見ることで、家族の歴史をより深く理解し感じることができます。モノクロ写真のカラー化は、記憶に何らかの作用を及ぼすのかも知れませんね。データ化の盲点
これまでお話してきた通り、アナログ写真をデータ化するととても便利です。場所は取らないですし、大切な写真をほぼ永久的に保存することができます。ただ大きな問題は、突然データが消えてしまう危険性があることと、あれだけ大切だと思っていた写真を見なくなってしまうことです。『おくってフォトブック』に写真整理のご依頼をいただく際、「以前紙焼き写真(プリント写真)のデータ化をしたんだけど、データ化したことで写真を見なくなってしまったので、『おくってフォトブック』で改めて写真を厳選して冊子にしようと思って」と、言われるお客様がおられます。そうなのです…。スマホに溜まった写真を見返すのが面倒なように、せっかくデータ化したのにデータ化したことによって写真を見返す事がおっくうになる人が多いのです。フォトブック vs. データ 写真を見る機会に与える影響
写真をフォトブックにまとめると、物理的な存在として常に目に見える状態にあります。この「見える形」が存在することで、家族や訪問者が手に取りやすくなり、自然と写真を振り返る機会が増えます。また、フォトブックは触れることができるため、視覚だけでなく触覚を通じても感情的なつながりを感じやすくなります。一方で、写真をデジタルデータとして保存すると、その存在が目に見えなくなります。これにより、データを積極的に探して見なければならないため、見る動機が自然と減少します。特にデジタルデータはデバイス内に隠れており、見るためにはデバイスを起動し、ファイルを開く必要があります。この手間が写真を見る頻度を減少させる大きな要因になっているようです。
ただ、アナログ写真のデータ化は絶対にやっておいた方がいいと思います。保存という観点ではメリットが絶大です。場所も取らないですし、簡単に写真をシェアすることもできます。したがって、フォトブックとデータ、写真の残し方には役割があるのです。いつでも手に取って気軽に写真を見ることができるフォトブックと、しっかり保存できるデータ。データさえあれは、いざという時にも安心です。『おくってフォトブック』では、サービス開始からずっと大切な写真はフォトブックとデータ、2つのカタチでまとめて残すことを推奨しています。古くて貴重な写真や心に沁みる印象的な写真、大切だからこそ『おくってフォトブック』方式をおススメします。スタートの春
いよいよ春です。春は何事もスタートに最適の季節です。その上、2025年は「昭和100年」という記念すべき年でもあります。写真は人生のあかしであり、家族の絆を語る宝物です。2025年、「昭和100年」を迎えるこの年は、昭和時代に撮られた貴重な写真を整理し、未来へとつなげる絶好の機会です。
昭和のアルバムには、激動の時代を生き抜いた家族の歴史が詰まっています。それは、ただの記録ではなく、祖父母や両親がどのように生き、家族を守ってきたのかを教えてくれる「家族の教科書」です。この大切な教科書をそのままにせず、見応えのあるダイジェストなフォトブックにまとめることで、次世代へと受け継ぐ価値ある強化書へと生まれ変わります。
『おくってフォトブック』では、お客様一人ひとりの思いを大切にしながら、昭和の思い出を整理し、美しくコンパクトなフォトブックとして未来に残すお手伝いをしています。昭和の写真整理を通じて、家族の歴史を未来へとつなぐ新しいカタチを一緒に作り上げませんか?私たちは、昭和100年を機に、多くのお客様に「フォトブックを通じて家族の歴史を見つめ直す喜び」を提供できるサービスでありたいと考えています。ぜひ、この記念すべき年に写真整理をはじめる一歩を、私たちとともに踏み出しましょう。