ちらばっている思い出写真の整理について。
目次
1.これ以上アルバムは増えません
2.どうして思い出を残すのか…
3.まずはデジタルデータで残す
4.再編集したフォトブックでも残す
5.写真整理をはじめましょう
これ以上アルバムは増えません
写真のデジタル化やデータ化が進む現代。
昭和や平成時代のように、思い出のシーンを現像して、プリント写真をアルバムに納める習慣はなくなりました。
時代の変化に伴い、ひと昔前のように、重くて、大きくて、分厚いアルバムが増える心配は今後はありません。
そうです。お手元にある大量の写真さえちゃんと整理すれば、古いアルバムや大量のプリント写真に関しては、今後の心配事はなくなります。
それでは、今あるアルバムやバラバラのプリント写真を、どのように整理したらよいのでしょう?
『おくってフォトブック』が推奨しているのは、“いい写真”を選別してすっきりコンパクトにまとめたフォトブックとデータ、2つのカタチで大切な思い出を残す整理方法です。
どうして思い出を残すのか…
古い写真には、ご自身だけでなく、ご先祖様をはじめ様々な先人が写っています。当然のことですが、その方々がいなければ、あなたは今ここにいません。
そんなこと、あなたはあまり気にならないと言われるかも知れませんが、もし、これから先の世代が自分のご先祖様の姿を知りたいと思った時、あなたがちゃんと写真を残していなければ、見ることができません。
写真でルーツを辿ることができなくなり、歴史が途絶えてしまうのです。
ちゃんと写真を残すことは、昭和・平成・令和の時代を生きる私たちに課せられた、責務ではないでしょうか。
まずはデジタルデータで残す
古いアルバムや大量のプリント写真は、物理的にスペースを取るだけでなく、経年劣化も引き起こすので、データ化するのが一番です。
データ化することで、スペースや劣化の問題を同時に解消することができます。ただ、データ化には大きな問題が2つあります。
まず1つ目は、何の前触れもなく、突然消えてしまったり、データが壊れてしまって、見ることができなくなる危険性があることです。
データをコピーしていろんな所に保存しておけば、いいのですが、ただデータ化するだけでは安心できません。
もう1つの問題は、データ化すると思い出の写真を見なくなるという問題です。
『おくってフォトブック』にご依頼いただくお客様の中にも、「写真をデータ化したんだけど、データだと写真を見なくなったのでフォトブックにまとめ直したい」と言われる方がおられます。
どうやら、アルバムを開いて「これ見て見て」なんて言いながら、思い出を共有する雰囲気とデータを見るのとでは勝手が違うようです。
再編集したフォトブックでも残す
そこで、思い出の写真を残すもう1つのカタチが、フォトブックです。
古いアルバムは、重くて大きくてぶ厚かったので、取り回しが悪く、写真を見るのに一苦労でしたが、再編集したフォトブックは、すっきりコンパクトなので、いつでも気軽に懐かしい思い出を楽しむことができます。
あれほど重くてぶ厚かったアルバムを、どのようにしたらすっきりコンパクトに変身できるのかと言うと、ムダな写真を排除して、見どころだけを集めた写真集に再編集するからです。ピントがぼけているもの、ブレているもの、暗いもの、誰を撮っているのか分からないもの、何処の風景なのか分からないもの、被写体が切れているもの、目をつぶっているもの、イケてない表情のもの、同じような写真などを1枚1枚チェックし、セグメントすることで、いい写真だけが凝縮された、ベストショットを集めた写真集に再編されます。
こうすることにより、どのページを開いてもステキな写真ばかり。これまで以上に刺激的に思い出を堪能することができます。
紙は2千年以上の歴史を誇り、これまでも貴重な記録を現代に残してくれました。古いアルバムも少し手を加えてダイジェスト版に減容することにより、新たな魅力を発揮してくれます。
写真整理をはじめましょう
『おくってフォトブック』は、家族の思い出をすっきりとコンパクトにまとめるサービスです。多くのお客様から「出来上がりを家族みんなで楽しみにしています」と期待のお声をいただきます。そこには、写真整理を通じて家族が再び一つになる期待感と、共に過ごした時間を再び共有できる喜びが込められているように感じます。
整理された写真を見ながら、家族が集まり、思い出を語り合うことで、家族の絆がさらに強くなるのではないでしょうか。
写真整理は、単なる写真の整理ではありません。それは、家族が心を一つにして、家族の歴史を次の世代へと繋ぐ大切な作業であり、家族の物語を紡ぐことでもあります。『おくってフォトブック』は、デジタル時代だからこそ、手に取ってめくることのできるフォトブックが持つ価値を大切にし、同時にデジタルの便利さを皆さんにお届けしたいと思っています。