50代の公務員の方から、お父さんが老人ホームに入居するので、その際に持たせてやりたいとご依頼いただいた事例を紹介しています。

お客様の声

50代の公務員の男性から、お父さんが老人ホームに入居するのをきっかけに、ご両親の昔の写真整理を思い立ち「おくってフォトブック」にご依頼いただきました。
古いアルバム3冊とバラのプリント写真数枚をお預かりし、4冊のダイジェストなフォトブックを制作することとなりました。
内訳は、

①お母さんの学生時代
②お母さんの社会人時代
③お父さんとお母さんの結婚からその後
④家族の成長

上記のラインナップです。
したがって、お父さんが登場するのは、③のお父さんとお母さんの結婚からです。多くのご家庭が、写真もお金もお母さんが管理しているため、お父さんの写真はまとめられず、どこにあるのやら状態は珍しくありません。
このお客様の場合も、お父さんの写真はお母さんの写真と比べて圧倒的に少ない状態でした。ただ思い出の写真は、数より中身が大切。若い頃のお父さんは今で言うイケメンで、お母さんもチャーミングで可愛らしく、とてもお似合いのカップル。昭和35年、車が超貴重な時代、お二人の移動手段はもっぱら自転車だったようで、ニッコリ微笑むお二人の横には自転車が写り込んでいる写真がたくさんありました。 レイアウトを確認していただく際、お客様が「父ちゃん男前やな~」「母ちゃんも可愛いかったんやな~」「二人頑張ったんやな~」とポツリポツリと呟かれたのが、とても印象的でした。
今回追加で、お父さんが老人ホームに入居されて、いつでも写真が見えるようにフォトスタンドを作ることはできませんか?とご相談いただきました。もちろん大丈夫…というよりは是非とも作りたいと思い、フォトブックに掲載している写真の中から抜粋して6つのフォトスタンドを制作しました。お父さんのベッドの周りがスタンドだらけになって、老人ホームの方に叱られるかも知れませんが、その時はローテーションで数を減らしてご使用いただければと思っています。
ずっと頑張ってきて、頂きに達したヒトが、頑張っていた頃の自分の姿を眺めたら、どんな気持ちになるのでしょう。まだまだ頑張らなければならない現役続行中の私には明確には想像できませんが、印刷・製本をしっかりチェックして、お客様に満足していただけるフォトブックをお届けしたいと思います。

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