以前このエピソードでご紹介させていただいた、仕事仲間の追悼冊子をご依頼いただいたお客様から、今回は180°真逆で超おめでたい、息子さんの結婚式のフォトブック2冊のご依頼をいただきました。
コロナ禍にくじけることなく、真夏の晴天のもと、山口県の神社にて粛々と永遠の誓いを立てる若い二人の表情は、真剣そのもので神々しくもあります。そして若い二人を見守る両家のご親族も、あたたかい笑顔にあふれています。新郎は柔和でとてもやさしそうで、お人柄の良いお父さんのDNAをしっかり受け継いでいるようですが、お父さんと少しだけ違ってイケメンです。新婦も終始にこやかで、周囲を和やかにするオーラが漂っています。式の緊張感から解放され、互いの想いを確かめるように見詰めあう二人。境内に集う両家を包むように、幸福感が満ちています。
前回同様、今回もご依頼いただいたお客様自ら撮影した写真だけでなく、冊子としてのレイアウトや文章を配置したデザインを用意していただいているので、私たちはお客様からの原稿をベースに、ブラッシュアップを行い、輝かしい未来への扉を開いたお二人にふさわしい最幸のフォトブックを仕上げるだけです…。とは言いながら、結構プレッシャーものですが、とてもヤリガイがあり、自然とモチベーションも高まります。
このお客様のように、写真集としてのフォトブックだけでなく、写真とコピー(文章)が融合した記念冊子を希望される場合も、私どもにお任せください。ご一緒に素敵な永久保存版の冊子に仕上げましょう。
余談ですが、写真整理を行っていると昔のアルバムの場合、写真に手書きのメッセージが添えられていることがあります。それを読むだけでも、ウルっとくることがあります。それだけではありません。アルバムから写真を剥がしていると、写真の裏にメッセージが書かれていることもあります。何十年も誰も目にすることがなかったメッセージを発見すると、少し興奮しますし、メッセージを綴った方の想いが伝わってきて幸せな気分にさせてくれます。子どもの写真に親が添えるメッセージは、将来子どもが大きくなって字が読めるようになった時のプレゼント。そのお返しに、親の古い写真を整理して、今度は子どもたちがメッセージを添えてもいいかも知れませんね。思い出写真の整理に決まったカタチはありません。こんな風にまとめたい…と構想があれば、いつでも気軽にご相談ください。必ずお役に立てるよう、しっかり取り組ませていただきます。
さて、結婚式のフォトブックのレイアウトが仕上がりました。これからお客様にご確認していただきます。喜んでいただけたらいいのですが…、実は毎回ドキドキしています。
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