ご家族の写真整理をご依頼いただいた事例を通して、写真整理がもたらすメリットについて綴っています。

7冊のアルバムを2冊のフォトブックに
男性のお客様からお電話をいただき、「大量のプリント写真がありますが、ご依頼できますか?」「要望については、写真と同梱して送ります」と、丁寧なお問合せをいただきました。
「もちろん、大丈夫です」とお応えし、男性からのお写真の到着を待ちました。
2日後にお写真が届き、箱の中には7冊のアルバムが入っていました。
1冊ずつ中身を確認すると、お客様が必ず残して欲しい写真にフセンが貼ってありました。
アルバムの詳細は、下記の通りでした。
№1.のアルバムには364枚(フセン1枚)
№2.のアルバムには381枚(フセン4枚)
№3.のアルバムには614枚(フセン12枚)
№4のアルバムには209枚(フセン9枚)
№5.のアルバムには23枚(フセン2枚)
№6.のアルバムには156枚(フセン7枚)
№.7のアルバムには194枚(フセン3枚)
写真は合計1,941枚、必ず残したいフセン付きの写真38枚。
この他に資料として、写真に写っている方々の間柄が分かるよう、小さなポケットアルバムに写真と図が入っていて、登場人物とお客様との関係が記入されています。
さらにA4用紙にはご要望の詳細が書かれており、当サービスをしっかりご理解いただいたリクエストに、俄然ヤル気が湧いてきます。
お客様のリクエストでは、1,941枚の写真を2冊にまとめたいとのことです。
したがって今回は、ハードタイプ60ページ(300枚掲載)のフォトブック2冊を制作することとなりました。

家族の記録
最初のアルバムは、お客様と奥様がまだ独身時代にお二人で行った中国旅行の写真からスタートします。
中国ならではの悠久の時と広大さをたっぷり味わえる名所を巡り、異国情緒を堪能されている様子。
中国に引き続き、奥様の妹さんが国際結婚され、それに伴いメキシコ、カナダを周遊。
ファーストクラスの航空機チケットまで記念に残しておられて、優雅だな~とうらやましく思いました。
1986年(昭和61年)にお子さんが誕生。
それ以降は、みなさんと同様、お子さんの写真のオンパレード。
お子さんをいろんな所に連れて行き、いろんなことにチャレンジさせて、とても大事に育てられたことが伝わってきます。
今回ご依頼いただいたフォトブックの仕上りをお子さんがご覧になった時、「大事に育ててもらったんだな~」と、きっと実感されることでしょう。

見るだけで伝わる
写真のすごいところは、見るだけで伝わることです。くどくど説明文を読む必要はありません。
そこに写っている人たちの笑顔が、すべてを物語ってくれます。現在、1冊目のフォトブックのレイアウトが終わり、これからお客様にご確認いただく段階です。気に入っていただけるといいのですが…。
アルバムや写真を整理することは、これまで生きてきた証をキチンとしたカタチで残し、次世代に伝える手段です。そしてフォトブックという特別なカタチにすることで、「見る」楽しみ「見せる」楽しみが生まれ、会話も生まれ、絆も深まります。

元気になれる
写真は幸せな瞬間を見返すことによって、元気を与えてくれます。
落ち込んだ時には、頑張っていた頃や楽しかった時の写真を見ると、それだけで元気になれます。
『おくってフォトブック』が手掛けるフォトブックは、お客様一人ひとりが主人公の完全オリジナル。1冊ごとに手作業でレイアウトする、オンリーワンの冊子です。「フォトブック」というカタチでしか味わえない特別感は、家族の貴重な歴史を集約するのに最もふさわしいスタイルと言えるのではないでしょうか。
いつでも手軽に思い出を振り返れるフォトブックと、現状から劣化させることなく保存できるデータ。大切な記録はフォトブックとデータ、2つのカタチで残しましょう。

PS.お客様にレイアウトをご確認いただき、2冊ともOKをいただくことができました。レイアウトの段階でとても気に入っていただけたので、印刷・製本、仕上りまで責任を持って最高のフォトブックをお届けしたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です